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13話 ページ13

二宮「頼めないかな?」

玉木「い、いいですけど。」

大野「なんで急に?」

二宮「女性目線の娯楽ゲーム作ってみようかと思ってね。せっかく使える秘書が入ったことだし。」

使える秘書!そう言ってもらえるとすっごくうれしい。

玉木「なるほど。では、舞台は決まってるんですか?」

二宮「いや、まだ。涼宮、どう思う?」

んー。女子が好きなシチュエーション?

貴方「ターゲット層をどこに設定しますか?それによって違うと思いますよ。たとえば、未成年に設定するなら、高校だといいと思いますし、未成年じゃないなら、オフィスラブとかは受けがいいと思います。」

二宮「じゃあ、舞台はオフィスで。」

大野「主役の女の子の設定は?仕事ができる子?それとも新人さん?」

どっちがいいんだろう。
あ、

貴方「完璧な人はプレイヤーに愛されないかもしれないですね。仕事はすごくできるけど、恋愛に関してはすごく奥手とか。仕事はできないけど、すごく優しいとか。」

二宮「前者にしようか。」

玉木「男性は5人ぐらいが妥当でしょうね。あんまりいるとごちゃごちゃしますから。」

確かに。

大野「どういうタイプにする?」

あ!

貴方「創業メンバーでどうですか?」

二宮「え?」

貴方「二宮社長、櫻井課長、大野課長、松本課長、相葉課長ですよ。タイプがバランスいいのでちょうどいいかと。」

玉木「いいですね。それなら、俺も書きやすくて、助かります。」

大野「待って待って。恥ずかしいんだけど。」

そっか、、、、だめかな。

玉木「なにも名前まで同じにするわけじゃありませんよ。あ、名前はプレイヤーが選んでもいいかもしれませんね。」

貴方「いいですね。」

玉木「大野さんもそのほうが結構楽なんじゃないですか?キャラデザしないで、身近にいる人をゲームのキャラっぽく落とし込めばいいだけですよ。」

大野「確かに。それはらくかも。ニノ、どうする?」

二宮「、、、、まあ、それでやってみるか。その代わり、主人公のモデルは涼宮にしよう。」

え?私?

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作者名:りりか | 作成日時:2020年6月16日 14時

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