11話 ページ11
二宮「涼宮、ドイツ語しゃべれるの？」
貴方「はい。ドイツ語、フランス語、英語なら話せます。」
二宮「そっか。じゃあ、今週のパーティーの通訳いらないな。」
貴方「私でよければ通訳します。」
あ、そうだ。
貴方「さっきの話ですが。」
二宮「あー、あれか。涼宮、手伝ってきて。」
え？私？
貴方「私ですか？」
二宮「うん。よろしくー。」
第一ネットかー。あんまり仲良くないんだよな。
まあ、いっか。
貴方「かしこまりました。」
＠第一ネット
貴方「失礼します。」
中村「あ、涼宮さん。社長から話は聞いてるよ。こっちこっち。」
貴方「はい。」
中村「涼宮さんには、ここの部分をお願いしたいんだよね。これがガイドラインと仕様書。お願いできる？自分のデスクでやってくれていいから。」
中枢の部分か。しっかりやらないと。
中村課長とは仲いいけど、他の女子社員とはあんまり仲良くないから、ここでやるはめにならなくてよかった。
貴方「はい。」
＠社長室
貴方「戻りました。」
二宮「倫也にもらえた？」
貴方「はい。」
二宮「半分頂戴。」
え？
貴方「承認は終わったんですか？」
二宮「ああ。」
貴方「じゃあ、資料確認は終わったんですか？」
二宮「ああ。」
ほんと？さっきあんなに資料あったのに。
終わってる。完璧だ。すごい。
二宮「このぐらい朝飯前だよ。ほら、半分頂戴。」
貴方「わ、わかりました。」
社長って、仕事できるんだな。
当たり前のことだけど、なんか今再認識したというか。
ーーーーーーーーーー
終わったー。
二宮「よし。終わった。涼宮、そっちは？」
貴方「終わりました。第一ネットにチェックに出しますね。」
二宮「ん。よろしく。涼宮、ちょっといい？」
貴方「はい。」
なんだろう。
二宮「今度さ、女性をターゲットにしたアプリを出そうと思うんだけど、どういうのがいいと思う？」
女性をターゲットにしたアプリか。んー。
貴方「それは、実用性のあるものですか？それとも、ゲームですか？」
二宮「ゲーム出したいんだよね。」
ゲームか。それなら、
貴方「育成系ですかね？あとはシミュレーションゲームとかいいんじゃないですか？」
二宮「育成系？なにそれ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りりか | 作成日時：2020年6月16日 14時
