# 27-2 ページ32
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暑い夏も過ぎて、秋の気配を感じる9月の末。まっすーの四十九日を迎えた。
そんな今日、俺はある舞台に立っていた。
"手越祐也" としてじゃなくて、
"NEWSの手越祐也" としてでもなくて、
"テゴマスの手越祐也" として。
「みんな、今日は急なイベントだったのに、たくさん集まってくれてありがとう。今日は、まっすーの四十九日なので、まずはみんなで黙祷したいと思います」
そう言って、みんなで黙祷をする。
すすり泣く声があちこちから聞こえた。
本当にまっすーは愛されてるね。こんなにもたくさんの子が集まってくれたよ。
まっすーが残したメッセージを見た俺は、すぐにこのイベントを行うことを決めた。
まっすーの追悼のためのイベント。応募期間から開催まで本当に少ない時間だったけど、それでもたくさんのファンの子たちが集まってくれて、スタッフさんも協力してくれた。
「去年から、活動休止したり、急にライブが決まったり、日程が延期になったり、ファンのみんなに本当にたくさんの迷惑と心配をかけてしまって、本当にごめんなさい」
「まっすーは、...っ、最後、NEWS全員と一緒にいることが出来て、すごく、幸せそうでした」
そこまで言った俺は、思わず涙が溢れそうになって言葉が詰まる。
「はあ... っ、ごめんね」
泣いてちゃダメだ。
今日は、届けたいものがあるんだから。
「今から歌う曲は、どれもまっすーが大好きだった曲です。テゴマスは、二人揃わないと歌えない。そんな俺の気持ちに、まっすーは、あるものを残してくれました」
そう言って、俺は "テゴマスのゆめ" と書かれたCDをそっと取り出す。
その音源に合わせて俺は歌いはじめる。
目を閉じれば、思い浮かぶのは隣に立つまっすーの姿。
しっかりとお互いの目を見て、声を聞いて...
例えそこにいなくても、俺の中にはまっすーの存在が確かにあった。
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未来(プロフ) - 歌にのせた小説すきなんですよね、最高でした！( ；∀；) (2020年5月16日 20時) (
レス) id: 8bbaf315cc (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - あーちゃんさん» うわあ！嬉しいです！ありがとうございます(;o;)！ (2019年11月12日 17時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - とても面白いです！めっちゃ感動しました！涙が止まらなくてたいへんでした(笑) (2019年11月12日 16時) (レス) id: 61b7986d94 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - 明太子さん» はじめまして！嬉しいです......ありがとうございます(;o;) 駄作ばかりですが、楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2019年11月3日 19時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
明太子(プロフ) - 物語の展開に何度も感動させられました！もう涙が出てくる……。他の作品も絶対に閲覧させていただきます！ (2019年11月3日 19時) (レス) id: b586c955a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーぽん
| 作成日時：2019年9月15日 0時
