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in side
「やっぱり狭くない?」
「ん…平気」
ベッドを散々譲り合った結果、大ちゃんが"一緒に寝る?"なんて提案してきたから、結局2人でベッドに並んだ。
なんていうか…
落ち着かないかも。
大ちゃんの匂いがすぐそこにあって、手を伸ばさなくてもそばにいて。
こういう気持ちって、なんて言葉にするのかな…
それにしても、山田くんに相談してよかったな。
そのおかげで、今日は大ちゃんと楽しい1日を過ごすことができた。
こんなに幸せなクリスマスって、今まであったかな…
今日はぐっすり眠れそう…
「大ちゃん、おやすみ」
「…………寝る…の?」
???
「大ちゃんまだ眠くない?」
「………」
「……?大ちゃ、、っ…⁈」
いつもよりうるうるした瞳の大ちゃんが、いつの間にか上から見下ろしていた。
手を伸ばして枕元の電気をつけると、大ちゃんの瞳がキラキラして見えた。
大ちゃん…
そう名前を呼ぼうとした俺の口は、大ちゃんの唇と重なった。
「んっ…」
「んんっ…はっ…んっ…はぁ、はぁ…のちゃ……」
必死に舌を絡めてキスをする大ちゃんは、可愛いかった。
でも突然どうしたんだろう…
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作者名:Tea time | 作成日時:2021年9月14日 16時