話し合い中断 ページ18
「氷惑くん、めっちゃ優しくて。
訓練の時、最初から私のこと全身凍らせたら良かったのに…靴までで止めて"くれてた"んだ。
溶かす時も、一番最後に凍らせたのに、私のこと名指して溶かしてあげてって言ってた。「しもやけになる」って……私が女子だから、気遣ってくれたんやと思う。
多分、恨めなかったんじゃないかな。
お兄さんのこと、ヒーローだって言ってた。…大好きで……だから、自分でお兄さんのこと、知らん間に正当化しちゃったんだ、きっと」
麗日の言葉に、蛙吹が「私もそう思うわ」と頷く。
「彼、お兄さんの話をする時とっても幸せそうな顔をしていたもの。かと言って、緑谷ちゃん達の予想が外れているとも思わないわ ケロ」
「うがああ、兄貴にやられたっつう確証さえありゃ、警察に突き出せるのに！！」
「そこなんだよね……証拠が足りない」
緑谷が顔を曇らせる。
今のコレは、ただの推論でしかない。
Aに直接聞いたところで、恐らく兄を庇うような言動を取るだろう。
「様子見るしかねえ、よな…」
「悔しいが、そうするしかないな」
「…提案がある」
今度は轟が小さく挙手した。
「氷惑が兄貴と接触しそうな____寮から出るような時だ。誰でもいい、気付いたら氷惑の後を追ってほしい」
今回は、爆豪が誘拐されたときと違って、
証拠も無いとなれば民事不介入…警察が動くことは期待できない。
「あくまで証拠集め、か…。そうだな、尽力しよう」
「もう俺ら仮免も取ってるしな！」
「でも1人で追うのは危ないし、門限外に…ってこともあるかもしれないぜ？」
「じゃあ追う時はここにいる全員に連絡入れて…位置情報も送るとか。それで門限は……」
「言い出したのは俺だ。相澤先生には俺から説明を_______」
言いかけて、ドタドタと近付く足音に気付き、轟は言葉を止めた。全員が足音の方へ目を向ける。
「み、皆さん！！ 氷惑さん、降りてきませんでしたか！？」
「八百万！？ 氷惑がどうかしたのか！？」
「い、いなくなってしまいましたの…！！ほんの数秒、目を離した途端……！！」
「なっ……！？」
「_____おいアレ！！！ 氷惑じゃねえ！？」
そう言った上鳴の目線を追い、窓を見ればそこには_____
黒い髪の人間と話している、Aの姿が。
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Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 生真まで描いてくださるとは…！！ 驚いてスマホ投げてしまいました() 悪そうな顔がたまらないですね…！ありがとうございます！！ (2019年5月25日 6時) (
レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい＊*(プロフ) - Re:さん» こちらこそありがとうございました！ こっそり生真さんも描かせていただいたのでもし宜しければ…！ (2019年5月24日 23時) (レス) id: 8a21691ddc (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 拝見&設定内での記載をさせて頂きました！！とても可愛い氷惑くんをありがとうございます…！！ イメージ通りでびっくりしました！！ 本当にありがとうございます…！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい＊*(プロフ) - Re:さん» 早速描かせていただきました！ よろしければご確認ください…！【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/xxstellexx3/】 (2019年5月24日 21時) (レス) id: 8a21691ddc (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 了解しました！ありがとうございます、楽しみに待ってますね…(*`･ω･´) (2019年5月24日 19時) (レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Re: x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年5月18日 14時
