協調性 ページ12
「チユーーーーーー」
リカバリーガールにリカバリーされ、ペッツを貰ったAは「お菓子…！」と嬉しそうに瞳を輝かせていた。
「おや、菓子が好きなのかい？」
「あ、いえ…あまり食べたことがなくて」
ありがとうございます、とペッツを口にしたAはこれまた嬉しそうにふわふわと微笑んでいた。好きな味だったのだろう。
「さっきのバトルを感じさせねえほど幸せそうな顔だな…」
「氷惑くん、癒し系だ〜」
「可愛い〜」
「ッカァ〜！！美形ってのは菓子食ってるだけでモテんのかよこんちくしょう！！」
その後順調に訓練は進み、最後にオールマイトからそれぞれへの評価が言い渡された。
「_____で、次に氷惑少年！ 文句無しってくらい完璧な動きだったが、君はもう少しチーム戦での経験を積む必要がある。
仲間を頼る、ってのは結構大事なスキルだぞ！」
「仲間を、頼る……」
ふむ、とAが思案を始める。オールマイトは次の人の評価へと移っていく。
「……なかま…」
暗条では積めなかった経験。Aの最大の課題と言っても過言ではない。
自分だけで頑張りすぎてしまう。悪く言えば協調性に欠けているのだ。仲間なんて、今まで_____
「以上、授業終わり！ お疲れ様！！」
オールマイトの声にハッとし、ぞろぞろと解散しだすクラスメイトをAが慌てて追いかける。
「「氷惑くん！／氷惑」」
「わっ」
緑谷と轟がAの腕を掴み、引き止めた。
「な、なに」
「暗条のこと……君のこと、ちゃんと教えて欲しいんだ」
「"あの日"何があったのか…どうして雄英を選んだのか」
「ぁ……え、っと」
Aが困ったように視線を逸らす。
_____協調性。それを得るためには、相手のことを知って、自分のことを教える必要がある。
「……言える範囲で、いいなら」
「本当！？」
「…いいのか？」
「うん……でも、その代わりに____」
「？」
すぅ、と息を吸い、気恥しそうな顔でAが口を開く。
「_____友…だち、に………なって………」
轟と緑谷はぽかんとした顔でAを数秒見つめ、
思わず微笑んで、「もちろん」と答えた。
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Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 生真まで描いてくださるとは…！！ 驚いてスマホ投げてしまいました() 悪そうな顔がたまらないですね…！ありがとうございます！！ (2019年5月25日 6時) (
レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい＊*(プロフ) - Re:さん» こちらこそありがとうございました！ こっそり生真さんも描かせていただいたのでもし宜しければ…！ (2019年5月24日 23時) (レス) id: 8a21691ddc (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 拝見&設定内での記載をさせて頂きました！！とても可愛い氷惑くんをありがとうございます…！！ イメージ通りでびっくりしました！！ 本当にありがとうございます…！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい＊*(プロフ) - Re:さん» 早速描かせていただきました！ よろしければご確認ください…！【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/xxstellexx3/】 (2019年5月24日 21時) (レス) id: 8a21691ddc (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 了解しました！ありがとうございます、楽しみに待ってますね…(*`･ω･´) (2019年5月24日 19時) (レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Re: x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年5月18日 14時
