やって良いことと悪いこと ページ5
あ「最悪だよね…」
嵐「本当それ」
迅「何だよ!俺は嬉しいよ?Aと一緒だし!毎晩一緒に寝ることも可能だしな!!」
あ「絶対拒否するけどね」
迅「酷いな〜」
太「酷くないだろ。さ、もう食べたしA…レポート頼む」
あ「は〜い」
そしてみんな一緒に店を出た。
廊下を喋りながら歩いていると、木虎と修が何か話していた。
あ「何してんだろ」
迅「さあ?」
嵐「ケンカか?」
あ「ちょっと止めてくるね〜」
そう言って近寄った。何の話だろ…
木「だから!あまり粋がらない事ね。B級なんだから。あんたはまだ弱いんだし」
三「粋がるって…俺は別に…」
木「鳥丸先輩にも迷惑掛かるんだから!本当…」
あ「何してんの?」
三「あ、A先輩」
木「A先輩!!」
あ「何してんのって聞いてんの」
三「あ…」
木「ちょっとダメなところ指摘しただけです」
あ「それにしてはさっきの可笑しくない?粋がるッて何?」
木「っ…そ、それは…」
あ「そんなこと、言われる筋合いなんだけど?鳥丸だって迷惑なんて思ってないよ?」
明らかに焦り始める木虎。うっすら汗も浮かんでる。
あ「うちの後輩いじめるの止めてくれないかな?」
木「いじめるなんて…」
あ「言い方が…修に対しておかしいって言ってんのっ!!」
私は近くにあったゴミ箱を蹴り倒した。
その音に修も、そして側を通った鳥丸もぎょっとしてた。
あ「気に入られようとしてんのか知らないけど…性格悪い奴と連むほど鳥丸バカじゃないから」
鳥「Aさん。何してんすか?」
あ「今取り込み中だから黙ってて」
木「っ…」
あ「もし今後…修とかうちの玉狛支部のメンバーに悪口とか言うなら…容赦しないか…」
その時思いっきり頬を叩かれた。
その手が目の前に居る木虎のものと分かるのに数秒かかった。
木「最低ですっ…」
あ「は?どっちが…きゃっ!」
木虎は私を突き飛ばして、逃げるようにその場を去った。
思いっきりおでこ打った。
あ「いっ…」
鳥「Aさん!血…出てます」
あ「え?あ…」
迅「A!!」
あ「ちょっと痛いな…太刀川さん〜あの」
太「救護室いくぞ!!」
あ「へ?!」
太刀川さんは私を抱きかかえると走って救護室へ。
すぐに手当して貰えた。
あ「あー痛い」
太「大事に至らなくてよかった」
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作者名:あかね色 | 作者ホームページ:http://id2.fm-p.jp/653/krbo/
作成日時:2015年7月28日 20時