犯人はだれ？ ページ30
あ「と、とりあえず…迅と京介は出てくれない…？」
迅「分かった。京介、行くぞ」
鳥「はい」
部屋を出た二人。私は後ろを振り返り、慶に話す。
あ「慶…あのさ」
太「っ…」
あ「慶？」
太「早く服を着るかどうにかしてくれ…これでも理性保つの大変なんだぞ///」
あ「っ///う、うん」
私は急いで床に散らばった服を着た。
あ「慶、着たよ〜」
太「じゃあ俺の服も取ってくれ」
あ「分かった！はい〜」
太「ありがとう」
あ「誰がこんな事したんだろ…」
太「さあな？ひとまず風呂行きたい…」
あ「私も〜」
太「Aは準備して行け。俺は外で待ってる」
あ「分かった！」
慶が出て行ってから私はお風呂の準備をして部屋を出た。
するとなぜか廊下でケンカしてる迅と慶。
あ「？？」
太「大体お前は…」
あ「慶？どうしたの？」
太「A…何でもない。風呂入るんだろ？」
あ「うん…慶は？」
太「入るけど着替えがねぇから…」
あ「慶が先に入ってて〜私服洗うからさ」
太「いいのか？」
あ「いいよ〜慶、身長高いし体付きもいいからお風呂出たらレイジさんの服借りたらいいよ」
太「じゃあ頼まなきゃな」
あ「私が言うからいいよ」
迅「俺の方が良いんじゃない？１�僂�らいしか違わないし」
あ「迅は小柄じゃん」
迅「ﾑｯ)小柄じゃないけど？ちゃんと筋肉付いてるし」
あ「そうは見えないって〜」
迅「服着てたらな？脱いだら俺の体締まってるし？何度も見てるだろ？」
太「っ…」
迅「太刀川さんより俺の方が絶対良いと思うよ。Aの事なら何でも知ってるしな」
太「迅…やめ」
迅「何処が一番反応良いかとか…ね？」
太「迅っ！！」
慶が迅を殴ろうとしてたから止めた。
太「っと…危ないだろ」
あ「大丈夫だから…慶、お風呂行ってて。あ、京介〜慶をお風呂に連れて行ってくれない？」
鳥「分かりました」
あ「迅はこっち来て」
私は部屋に迅を入れた。
あ「迅、もう慶の前で変なこと言わない」
無理矢理迅は私にキスしてきた。逃げたくても頭を押さえつけられて逃げれない。
やだ…やだっ…
あ「やめっ…て…」
迅「止めない…俺のこと好きで居て欲しいからっ…」
あ「こんな事したって何も変わらないよっ…」
迅「じゃあどうやったら俺を見てくれる？ねえ…何で俺じゃなくて太刀川さんなの？」
迅はあの時初めてした時と同じ顔をしていた。
余裕が無くて、今にも泣きそうになっていた…
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作者名：あかね色 | 作者ホームページ：http://id2.fm-p.jp/653/krbo/
作成日時：2015年7月28日 20時
