頼り、頼られ、支えあう。4【すとぷり】【風邪】【体調不良】

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ピンポーン♪



インターフォンを鳴らしたが反応がない。


持ってきた合鍵を取り出して部屋に入る。




こ「お〜い るぅとー？大丈夫かー？…ｯ!るぅと!?」


名前を呼びながら部屋を探し歩いていたら、ベッドの横で倒れているるぅとくんを発見。


すぐさま近寄り、意識があるかを確認する。


こ「るぅとくん??わかる??」

体に触れると とても熱かったのですぐに高熱だと気がついた。

る「ん…ころちゃん…??」

こ「よかった、、とりあえずおきれる？肩貸すから、うん、そうそう。よいしょっと…」


るぅとくんをベットに寝かせて、近くに置いてあった水を飲ませる。



る「ぷはぁ…ありがとうございます…」

こ「で、いつから具合い悪かったの。なんで倒れるまで無理したの。」

る「っ…それは、、えっと、ははっ…」


困ったように笑うるぅとくん。


こ「…無理に笑わないでいいから。今もしんどいんでしょ。目つぶりながらでいいからちゃんと答えて。」


そう言うと最初は戸惑った表情をしていたが体の怠さには勝てなかったのか素直に目を閉じた。


る「…体調は、最近あんまり良くなくて、でもやらなきゃいけない事がたくさんあって、休まないといけないのもわかってたんですけど…自分がどのくらいまで耐えられて、どのくらいまでで倒れるのかってのが把握しきれてなかった僕が悪いんです…そのせいでころちゃんにも迷惑かけちゃって…本当にごめんなさい…」

こ「…迷惑…？ほんとに？もしるぅとくんが逆の立場だったらそう思う？」

る「僕が、逆の立場…？」

こ「そう。もし僕が倒れたら、迷惑だなって思う？」



る「…思いません、」

こ「じゃあ、なんて思う？」

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