子役上がりの現役女子高生声優

誠意 ページ22

貴方｢ありがとうございましたー｣

無事に収録は終わりました。

石田｢成長したね、胡桃ちゃん｣

貴方｢身長そんな伸びた気はしないんですけど…｣

石田｢はぁ…身長じゃなくて演技の方｣

貴方｢あぁ！そっちか！ありがとうございます｣

石田｢まぁ昔からすごかったんだけどなお一層すごくなった感じ｣

貴方｢わ！石田さんが褒めてくれた！｣

石田｢僕をなんだと思ってるの…｣

貴方｢えへへ｣

石田｢というわけで頑張って。僕次行くから｣

貴方｢ありがとうございました！｣

谷山｢…すげーなお前｣

貴方｢ん？何が？｣

谷山｢石田さんと話せる人なんて少ないだろ｣

貴方｢誠意を持って接すれば話してくれるよ♡｣

谷山｢それ俺に誠意がないって言いたいのか笑｣

貴方｢うん｣

谷山｢おいこら｣

貴方｢ごめんなさーい｣

雨宮｢お疲れ様でしたー｣

貴方｢てんちゃーーーーーーん！！｣

むぎゅーっと抱きつく。

……うん、真綾姉様に続いて女子の匂いがする

貴方｢きーやんからの言われた暴言から立ち直れる気がする｣

谷山｢お前が言い出したんだろ！｣

遊佐｢あ、くるちゃんこれ食べる？｣

貴方｢ん？なにこれ？見た目的に美味しそうだから食べるけど｣

…うん、うまし。

遊佐｢さぁ？俺もわかんない｣

貴方｢え、何かわかんないものを私に食べさせたの！？｣

遊佐｢毒味係｣

貴方｢やだー。これ誰からもらったの？｣

遊佐｢柿原くん。ドイツのお菓子だって｣

貴方｢通りでドイツ語だらけ｣

遊佐｢読めるの？｣

貴方｢まさか｣

遊佐｢だよな｣

貴方｢食べます？｣

遊佐｢いや、いらない｣

貴方｢えーこれ全部は太るからみんなにあげてくる｣

小野友｢なにこれお菓子？｣

貴方｢食べて｣

小野友｢あ、はい。……ん、意外と美味しい｣

木村｢なになに！俺も食べるー｣

なんだかんだでかっきーのお菓子は大人気でした

貴方｢こう見るとなんかみんな子供みたいだね｣

雨宮｢微笑ましいですよね｣

谷山｢子供に子供って言われたくねーよ｣

貴方｢いてっ。チョップすんなー｣

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