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淡い陽光がホグワーツを照らす季節が巡ってきた。
ジャスティンとサー・ニコラスの事件以来誰も襲われておらず、城の中には僅かに明るいムードが漂いはじめた。
ロックハートは、自分が襲撃事件をやめさせたと考えているらしかった。
クィディッチの練習が始まってからというもの、退屈な日は全くなかったしプレー出来るのが楽しくて仕方なかった。
Aがチェイサーになったという話題はあっという間に学校中に広がり、練習を覗こうとする者まで現れた。
2月14日の朝食時、前日も夜遅くまで練習をしていた私は、目を擦りながら大広間に着いた。
部屋を間違えたと思って、一瞬で目が覚めた。
壁という壁がけばけばしいピンクの花で覆われ、淡いブルーの天井からハート型の紙吹雪が舞っていた。
『……なにこれ。』
リー「おはようA、(笑)」
後ろから苦笑いしたリーがやってきた。
きっとロックハートだ。
ロックハート「バレンタインおめでとう！今までのところ四十六人の皆さんが私にカードをくださいました、ありがとう！……これが全てではありませんよ！」
ロックハートがポンと手を叩くと、小人がゾロゾロ入ってきた。
ロックハート「今日は学校中を巡回して、皆さんのバレンタインカードを配達します」
その言葉通り、小人たちは1日中教室でカードを配り先生たちをうんざりさせた。
フレッドとジョージと歩いていると小人がこちらにきた。
朝から小人に引っ張られてばかりの2人のどちらかだと思ったが、近くにドラコやオリバーもいて、誰宛だろう？と思っていた。
「A・ランスロット！あなたにです！」
『え、？』
小人はそう言うと、抱えていた大量のカードを私に渡してきた。1人では足りなかったのか、3人もいた。
『……嘘でしょ、重た……』
まさかの量と重さによろめく。
周りのみんなは、誰からのものか見たがっていたが、さすがに断った。
ウッド「A大丈夫？(笑)」
ドラコ「Aも誰かにカード書いたのか？」
ジョージ「俺も気になる」
『書いたわ。今から渡すの』
ぽかんとした3人を尻目に、オリバーに"Happy Valentine"と書いたカードを渡した。
ウッド「僕にくれるの？」
『うん。オリバー以外にあげたい人いないし。』
ウッド「じゃ、僕もあげるよ」
そう言うと、2人でカードを交換した。
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しなもんろーる(プロフ) - みおさん» ご覧頂きありがとうございます！私自身、ウッドも大好きなキャラクターなので、多めに登場させる節がありまして、(笑)これからも登場していますので、楽しんで頂けると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - ウッドとイチャイチャできる作品がなかったのでとても嬉しいです!オチは違うかもしれませんが、これからもウッドと何かあったら嬉しいな…笑 (2022年2月8日 0時) (レス) @page40 id: e030db3d3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月28日 0時
