20 ページ21
．
ミセス・ノリス、コリンが襲われたあと、ジャスティンとサー・ニコラスも襲われてしまった。しかも1度に。
パニック状態が起こり、クリスマスに帰宅しようと、生徒たちがなだれを打ってホグワーツ特急の予約を入れた。
ロン「この調子じゃ、居残るのは僕達だけになりそう」
とハリーとグレンジャーに向けて言った。
ロン「僕達と、マルフォイ、クラッブ、ゴイルだ。こりゃ楽しい休暇になるぞ」
オリバー、フレッド、ジョージ、ジニー、パーシーも残るらしかった。
ジニー「Aは帰るのよね？寂しいわ…」
ジニーがそう言うと、他のみんなの視線も自然と私に集まった。
『あら、私帰らないわよ？』
ハリー「え？」
『去年言ったでしょう？次は残るって』
フレッド「本当！？」
ジョージ「嘘じゃないよな！？」
フレッドとジョージは、ジニーよりも嬉しそうだ。
『嘘なんてつかないわよ。』
みんなで話をしていると、マクゴナガル先生がツカツカとやってきた。
マクゴナガル「ミス・ランスロット、朗報です。」
『朗報…？なんでしょうか？』
マクゴナガル「あなたをグリフィンドールのチェイサーにすることになりました。」
『…え！？私が！？』
マクゴナガル「マダム・フーチに以前から、あなたの飛行術は素晴らしいと聞いていました。先日の授業も見事でした。」
フレッド「Aすげぇ！」
ロン「さすがだよ！」
『でも…私でいいんでしょうか……』
私は躊躇った。クィディッチの選手になりたい人は腐るほどいる。
恐る恐る聞くと、マクゴナガル先生はこう言った。
マクゴナガル「クィディッチが好きなだけであそこまで飛行術は上手になれませんし、あなたはクィディッチ愛も強い。適任だと思いますが…」
ハーマイオニー「確かに、Aの飛行術って凄いわよね…」
ジョージ「Aがチェイサーかぁ…最高だな」
ハリー「Aはやりたいの？やりたくないの？」
『私は…………出来るならやりたい。』
ウッド「なら決まりだ！ビシバシ扱いてやるからな！」
『…(笑) ほどほどにお願いします、キャプテン(笑)』
マクゴナガル先生は微笑んだ。
マクゴナガル「指導はウッドに任せます。あなたなら出来ますよ、ミス・ランスロット。」
『……ありがとうございます、マクゴナガル先生』
そうして、私のクィディッチ人生が幕を開けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 228人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しなもんろーる(プロフ) - みおさん» ご覧頂きありがとうございます！私自身、ウッドも大好きなキャラクターなので、多めに登場させる節がありまして、(笑)これからも登場していますので、楽しんで頂けると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - ウッドとイチャイチャできる作品がなかったのでとても嬉しいです!オチは違うかもしれませんが、これからもウッドと何かあったら嬉しいな…笑 (2022年2月8日 0時) (レス) @page40 id: e030db3d3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月28日 0時
