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バスケットに入っていたお菓子は、あっという間に無くなった。
杖を軽く振り、制服に戻って大広間に向かうと、お菓子を配り終えた人達が戻ってきた。
中には、女子に囲まれている、フレッドやジョージ、ドラコやオリバーもいた。
みんな、笑顔を振り撒いている。
モテる人は大変だな、と心の底から同情した。
リー「…ーい、おーい！Aー！」
『っあ…リーごめん、なに？』
リー「いや、ボーッとしてるから何事かと思ってさ」
『……夕食出るのいつかなって考えてた。』
……嘘だ。
本当は、みんながあんなにモテモテだということを目の当たりにして、モヤモヤしていただけ。
でも私は誰の彼女でもないし、とやかく言える立場ではなかった。
リー「そうか。ま、もうすぐだy…ってわっ！」
リーが言った途端、ご馳走が登場した。
イベントのときの料理は家で食べたことのない料理もあって1番好き。
料理を見た瞬間、さっきのモヤモヤなどどうでも良くなった。
『ん！これ美味しい！リー、これ最高よ！』
リー「ほんとだ！これ、毎日出してくれないかな…」
『それは多分無理でしょう…いや、ダンブルドア先生に頼んだら可能かしら…？』
2人でクスクス笑って料理を食べていると、スリザリンのローブがずいっと視界を遮った。
？？「ちょっとあんた。」
『あら、初めて見る顔…どちら様？』
パンジー「パンジー・パーキンソンよ。私を知らないなんて純血の恥ね！」
『そう。』
パンジー「いい？今後一切ドラコに近づかないで！スリザリンの生徒まで誑かすなんてどういうつもり？」
パーキンソンがそう言うと、後ろの取り巻きであろう女子たちも、そうよそうよ！と言って、冷たい目を向けてきた。
『あぁ、ドラコが好きなのね。私は誰も誑かしたことなんかないわよ。』
パンジー「はっ、笑わせないで！あんたのせいでドラコは変わったのよ！！」
そう言ったパーキンソンは、突然私の胸ぐらを掴み、取り巻きは髪の毛を引っ張った。
『…いっ……』
苦痛に顔を歪めると、彼女はニヤリと笑い、手を振りあげた。
……殴られる。
そう思ってギュッと目を瞑ったが、いつまで経っても衝撃はなかった。
ドラコ「…いい加減にしろ。手を出すなと言ったはずだ。」
パンジー「ドラコ！なんで庇うの！？」
ミリセント「みんなこの女に騙されてるのよ！」
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しなもんろーる(プロフ) - みおさん» ご覧頂きありがとうございます！私自身、ウッドも大好きなキャラクターなので、多めに登場させる節がありまして、(笑)これからも登場していますので、楽しんで頂けると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - ウッドとイチャイチャできる作品がなかったのでとても嬉しいです!オチは違うかもしれませんが、これからもウッドと何かあったら嬉しいな…笑 (2022年2月8日 0時) (レス) @page40 id: e030db3d3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月28日 0時
