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．
暗闇の中で、私を呼ぶ声がする。
「A、A！！」
あなたは誰…？私はどこにいるの…？
ふっと意識が途切れ、戻った。
『…？』
ウッド「A！？マダム・ポンフリー！Aが目を覚ましました！」
マダム「あぁMissランスロット！本当に良かった！」
『オリバー……』
マクゴナガル「目が覚めて本当に安心しました、Missランスロット。」
『マクゴナガル先生…あの、私…』
私は確か、職員室近くの廊下で倒れたはずだ。
なぜ私は今、医務室にいるのだろう。
マクゴナガル「あなたがどこにもいない事を心配して、ウッドやウィーズリーたちが探してくれました。」
『みんなが…。』
ダンブルドア「A、わしに話してくれんかの？」
『ダンブルドア先生…』
いつの間にか医務室に来ていたダンブルドア先生と、寮監であるマクゴナガル先生に事情を説明する。
ベッドサイドの椅子に座っていたオリバーは、時折顔をゆがめていた。
『夕食後に職員室に行って、フリットウィック先生に試験の確認をしていたんです。その後職員室を出てから、クィレル先生に出会いました。』
ダンブルドア「クィレル先生か…。」
『ある呪文のことで質問があったので聞いてみたんですが、君にはまだ早いと言われて…お礼を言って立ち去ろうと振り返ったんです。そのとき、クィレル先生じゃない誰かの、しゃがれた声が聞こえてきて、失神呪文を受けて意識を失いました。』
ダンブルドア「クィレル先生は…亡くなってしまったのじゃ。ヴォルデモートが体に乗り移っておった。」
『じゃあ、あの失神呪文は…』
ダンブルドア「彼の仕業じゃろう。ハリーだけでなく、君にも怖い思いをさせてしまった。」
『ハリーが…？』
そのまま話を聞いていると、隣にいたオリバーが口を挟んだ。
ウッド「ポッターは例のあの人と戦ったんだ。」
『ハリーは…ハリーは大丈夫なの…！？』
マクゴナガル「あなたはまず、自分の心配をしなさい、Missランスロット。あなたも重症だったんですよ。ウッドがいなければ、どうなっていたことか…。」
ダンブルドア「A、ハリーは元気じゃ。さ、わしらはそろそろお暇しようかの。ミネルバ。」
マクゴナガル「えぇ。無理をしてはいけませんよ。」
そう言うと、ダンブルドア先生とマクゴナガル先生は私に笑いかけてくれ、医務室から出ていった。
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しなもんろーる(プロフ) - 雷さん» 分かりにくいのですが、ランスロット家が存在を認めていないのは、家族内でのことなんです… ただ、主人公の両親は完全な純血主義なので、ウィーズリー家をあまりよく思っていません。家族ぐるみの仲ではないんです…分かりにくくてすみません泣 (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
しなもんろーる(プロフ) - ホワイトチョコレートさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます…！是非これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
雷 - 疑問なんですがウィーズリー家って血を裏切る者じゃなかったでしたっけ？ランスロット家はマグルと関わりがあるものの存在を認めてないのに何で家族絡みで仲がいいんでしょうか？アンチとかではなく素朴な疑問なので時間がある時に答えてくれると嬉しいです (2022年1月29日 0時) (レス) id: 6fcf3b2a43 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトチョコレート(プロフ) - とっても面白くて、一気に全部読んじゃいました！更新楽しみにしてます！ (2022年1月22日 22時) (レス) id: 9c2801bf33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月18日 1時
