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その時、ネビルが談話室に倒れ込んできた。
"足縛りの呪い"だった。
みんなは笑い転げていたが、呪いを解く呪文を唱えた。
両足がパッと離れ、ネビルは震えながら立ち上がった。
『どうしたの？まさか…またドラコ？』
そう聞くと、ネビルがこくんと頷く。
ネビル「図書館の外で出会ったの。だれかに呪文を試してみたかったって………」
ハーマイオニー「マクゴナガル先生のところに、マルフォイがやったって報告するのよ！」
とグレンジャーが急き立てた。
ネビル「これ以上面倒はイヤだ。」
ロン「ネビル、マルフォイに立ち向かわなきゃだめだよ。」
ネビル「僕がグリフィンドールにふさわしくないなんて、分かってるよ。」
ネビルが声を詰まらせた。
私は、今にも泣きそうになっているネビルの背中をさすってあげることしか出来なかった。
ハリーはポケットを探って、蛙チョコレートをネビルに差し出した。
ハリー「マルフォイが十人束になったって君には及ばないよ。」
蛙チョコレートの包み紙を開けながら、ネビルはかすかに微笑んだ。
ネビル「ハリー、ありがとう…僕、もう寝るよ…Aもありがとう」
『どういたしまして』
ネビルが行ってしまってからは、ハリーとロン、グレンジャーの元を離れて読書を始めた。
読書を続けていると、隣にフレッドとジョージが座っていた。
『……なに？』
ジョージ「…A、まだ怒ってる…？」
フレッドとジョージに両脇から顔を覗き込まれる。
2人とも眉を下げて、悲しそうだった。
『…怒ってるんじゃなくて悲しかったの。』
アリシア「A…。」
アンジェリーナ「見たいって思ってくれるのは嬉しいけど、あなたが風邪をひいたら悲しいわ。」
ウッド「Aが元気でいてくれた方が、頑張りがいがあるし。」
ジョージ「行きたがってたのに無理やりダメって言ったのはごめん。けど、Aの体調の方が大事。」
フレッド「最近寝れてないでしょ？隈出来てるよ。顔色も良くない。ご飯も食べれてないよね？」
みんなにはなんでもお見通しだった。
復習や予習に明け暮れ、睡眠を疎かにしていた。
ジョージ「元々細いのに、もっと細くなっちゃうよ。無理しないで。」
『…ん…わかった…。』
フレッド「いい子いい子。今日はもう寝よう。ね？」
フレッドに寄りかかっていると、突然眠気に襲われ、そのまま寝てしまっていた。
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しなもんろーる(プロフ) - 雷さん» 分かりにくいのですが、ランスロット家が存在を認めていないのは、家族内でのことなんです… ただ、主人公の両親は完全な純血主義なので、ウィーズリー家をあまりよく思っていません。家族ぐるみの仲ではないんです…分かりにくくてすみません泣 (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
しなもんろーる(プロフ) - ホワイトチョコレートさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます…！是非これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
雷 - 疑問なんですがウィーズリー家って血を裏切る者じゃなかったでしたっけ？ランスロット家はマグルと関わりがあるものの存在を認めてないのに何で家族絡みで仲がいいんでしょうか？アンチとかではなく素朴な疑問なので時間がある時に答えてくれると嬉しいです (2022年1月29日 0時) (レス) id: 6fcf3b2a43 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトチョコレート(プロフ) - とっても面白くて、一気に全部読んじゃいました！更新楽しみにしてます！ (2022年1月22日 22時) (レス) id: 9c2801bf33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月18日 1時
