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ネビル「うぁ…ぅぅ…」
先生が合図を出した瞬間、ネビルの箒が高く空に向かって上がり、暴れ始めた。
これにはさすがに、フーチ先生も焦っているようだった。
フーチ「ミスター・ロングボトム！ネビル、落ち着きなさい。ネビル・ロングボトム！どこに行くつもりなんです！今すぐ戻ってらっしゃい！」
ネビル「うわぁ、うわあぁー！うぅっ、うぅ。助けてー！」
完全にパニックになったネビルは箒から振りとされ、城の壁の突起部分に、ローブが引っかかって一気に破け、ネビルは真っ逆さまに落ちていった。
「「きゃー！！」」
ドスン
衝撃音と共に静かになると、先生がネビルのもとにかけよった。
フーチ「みんなどいて！骨が折れてる…ほら、大丈夫よ。立って！全員、地面に足をつけて待ってなさい。この子を医務室に連れて行きますから。箒一本でも飛ばしたらクィディッチのクの字を言う前にホグワーツから出て行ってもらいます！」
先生はみんなに念を押すと、ネビルを連れて医務室へと向かった。
だが、残されたのはグリフィンドール寮とスリザリン寮の生徒。問題が起きないはずがない。
ドラコ「はっ、見たかあの顔。これを握れば、尻餅のつき方を思い出したろうに。」
ハリー「返せよ、マルフォイ！」
ドラコの嫌な言い方に、やはりハリーが噛み付いた。
だが、そう簡単に引き下がらないのがドラコの悪い所。
ドラコ「嫌だね。ロングボトム自身に見つけさせる。屋根に置こうか、どうした、ポッター？来られないのか？」
『ドラコ、ハリーを挑発しないで。ハリーもこんな挑発に乗っちゃダメ。』
ハーマイオニー「ハリー！先生に言われたでしょ？それに、飛び方も知らないくせに。」
スイスイ飛んでいくドラコを追いかけて、少しふらつきながらハリーが箒で飛ぶ。
流石にこの2人には呆れた。
ドラコ「取れるものなら取ってみろ。」
ドラコは、思い出し玉を思いっきり投げた。
その瞬間、ハリーが思い出し玉を追いかけて猛スピードで飛んでいった。
スレスレのところでゲットすると、思い出し玉を手に持って降りてきた。
「ハリー・ポッター…！！」
マクゴナガル先生が、ハリーを呼びにやってきた。
隣では、ドラコが勝ち誇ったように笑っている。
『…きっと、ハリーはあなたに借りが出来たわね。』
ドラコ「どういうことだ？」
私には、マクゴナガル先生がハリーを叱るようには思えなかった。
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しなもんろーる(プロフ) - 雷さん» 分かりにくいのですが、ランスロット家が存在を認めていないのは、家族内でのことなんです… ただ、主人公の両親は完全な純血主義なので、ウィーズリー家をあまりよく思っていません。家族ぐるみの仲ではないんです…分かりにくくてすみません泣 (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
しなもんろーる(プロフ) - ホワイトチョコレートさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます…！是非これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
雷 - 疑問なんですがウィーズリー家って血を裏切る者じゃなかったでしたっけ？ランスロット家はマグルと関わりがあるものの存在を認めてないのに何で家族絡みで仲がいいんでしょうか？アンチとかではなく素朴な疑問なので時間がある時に答えてくれると嬉しいです (2022年1月29日 0時) (レス) id: 6fcf3b2a43 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトチョコレート(プロフ) - とっても面白くて、一気に全部読んじゃいました！更新楽しみにしてます！ (2022年1月22日 22時) (レス) id: 9c2801bf33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月18日 1時
