§帰り§ ページ2
昨日、ツナ君と話をしたのを思い出した。釈然としない顔だったけど、最後に声をかけたら嬉しそうにしてたから、まあいいか。
今日は土曜日で、家賃を稼ぐために並盛商店街の団子屋でバイトをしていた。…ん？お前中学生だろって？年齢なんて、適当に誤魔化せば…げふん。
まあ、いい店長だから、雇ってもらえたのさ。
バイトの帰りに通る河川敷が結構好きだ。ここは川が綺麗で、夕日も見えるから、「さあ、夕日に向かって走ろう！」みたいな思考が頭をよぎる。が、そんなベタなことを一人でやってもぼっちに見えるだけだから止めておいた。
『…ん？』
河原にぼーっとしている人がいる。
人っつーか、同い年くらい・・・いや、ちょっと上？くらいのお兄さん。
『はい、辛気くさいお兄さんはっけーんっ！』
「ぐはっ」
走ってって、そのままの勢いで跳び蹴りをした。
お兄いさんはそのまま川に突っ込んでいった。うわあ、俺の馬鹿。
「っに、すんだお前！」
閻魔様の形相で川からあがったお兄さんは、こちらを睨みながら言った。
『え、すみません、悪気はあったんです。いや一人でいるから、なにしてんのかなと』
「え、ああ…次から気を付けろよ…って悪気あったのかよ!!しかも蹴る必要はねえ！」
鋭い突っ込みが帰ってきた。
そのお兄さんは、紺色の髪に青い目をしていた。あと、フードを被っている。…フードの模様が可愛い狸なのはスルーしておこう。てか、そんな可愛いフード被ってるのにそれが似合うくらい女っぽい顔してる。
というか、こんな特徴のある人なのに、原作で見たことないな。
『ごめん、本当は…かまって欲しかったんだ』
これは本音ですはい。
「なんだ、ただのぼっちか。」
夕日に向かって走らなくても、俺はぼっちに見えるそうです。
ラッキーアイテム
デニムタイトスカート
ラッキーカラー
あずきいろ
月の二人
「本編で俺ら、結構仲良かったよな。」『あーこれからもっと仲よくなるらしいよ』「まあ俺、お前の事嫌いではないよ」『奇遇だね。俺もだよ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「トリップ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
薬泉(プロフ) - みなさん、第三段でまた会いましょう。 (2013年2月1日 16時) (携帯から) (
レス) id: a46aa22d8f (このIDを非表示/違反報告)
薬泉(プロフ) - 闇音紅Ψ雪音銀牙さん» 友達と池袋行ったり、DVD見て過ごせたりｂ (2013年2月1日 16時) (携帯から) (レス) id: a46aa22d8f (このIDを非表示/違反報告)
闇音紅Ψ雪音銀牙(プロフ) - 薬泉さん» 銀牙「いいことあるのか？」紅「えー、なになにー？いいことあるの？」 (2013年1月25日 21時) (レス) id: e76357bb55 (このIDを非表示/違反報告)
薬泉(プロフ) - 凉さん» 変換ミスっt（（ (2013年1月25日 15時) (携帯から) (レス) id: a46aa22d8f (このIDを非表示/違反報告)
薬泉(プロフ) - 闇音紅Ψ雪音銀牙さん» まあ、悪いことばかりじゃ無かったんだけどさww (2013年1月25日 15時) (携帯から) (レス) id: a46aa22d8f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：薬泉 | 作成日時：2012年10月20日 23時
