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49話 ページ3

A視点

もうこれからどうやって生きていけば良いの…?
今手持ちに持ってるものは何もない。スマホさえあれば連絡できたのに、、
学校どうしよう…今日は何処に帰ればいいの…今から皆の家に行ったら困るかな、、どうしよう…

?「おねぇさん!」

『へ…?』

知らない男の人に声をかけられた。

男の人「こんな夜遅くどうしたの?1人じゃ危ないよ?」

『平気です…』

男の人「お兄さんのお家泊まる?」

『いいです…』

何この人…気持ち悪い、、

男の人「良いじゃん」

ガシッ

やばい…手を捕まれた、、

『っやめてください』

力強すぎ、、全然離せない…

『い、痛い…離してください』

男の人「やだ」

『やっ…』

助けてっ……

?「おい。何してんだよ」

男の人「なっ…お前には関係ないだろ?」

?「ある。俺の大切な人だから。手離せ」

だ…誰?すごく怒ってる…

男の人「チッ」

男の人は帰っていった。

?「大丈夫?」

えっ…嘘、、

『ほ、ほんこんさん…?』

ほ「ほんとに大丈夫?それにどうしたの制服のまんまで…」

さっきの声低かった人ってほんこんさんだったの…?全然信じられない。

『あ…家から追い出されました、、』

ほ「え!?俺ん家来て!!話は家についてから!」

『えっ、あっはい…』

2人でほんこんさんのお家に向かった。


『あ、あの…さっきすごい怒ってませんでしたか?』

ほ「あぁ〜あのとき?だってそうでしょ。大切な子を傷つけてたら普通怒るでしょ」

大切な子…

『あ、ありがとうございます』

ポタッ…

あれ、何で泣いてるんだろう…

ほ「っ!?どうしたの?さっき捕まれてたところ痛むの?」

何でそんなに優しくしてくれるの?

『ち…違います…』

ほんこんさんはすごく焦っている。早く誤解を解かなきゃ。

ほ「……ちょっとこっち来て」

ほんこんさんは人がいないところに連れてきた。

ほ「はいっ!」

ほんこんさんは腕を広げてきた。

『…え?』

ほ「もぉ…」

ギュッ

『え、ほんこんさん…!?』

ほ「辛いなら今は人いないから泣いて良いよ」

『っ…』

グスッ

私はたくさん泣いた。
ほんこんさんは頭を撫でながら優しく声をかけてくれた。
ほんこんさんの胸の中はすっごく温かかった。

『すみません…』

ほ「落ち着いた?」

『はい…』

ほ「歩ける?」

『はい…』

ほ「じゃもう少しだけ頑張ろ。そしたらまたたくさん甘えていいからね」

私達はゆっくり歩きながらほんこんのお家に向かった。

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蓮見喜雨(プロフ) - 春雨食べたいなっさん» 読んで頂きありがとうございます!!めっちゃ嬉しいですッッ!完結までまだ長いかもしれませんが是非見に来てください! (2022年8月8日 21時) (レス) id: 3c06824b4d (このIDを非表示/違反報告)
春雨食べたいなっ - あー…世間はこれを天才というのか…まじで誰で終わっても違和感がないっっ!!個人的にはゆぺくん説を推したいです!w完結までちょこちょこ見に来ますねっ!!! (2022年8月5日 18時) (レス) @page24 id: f448b80bf4 (このIDを非表示/違反報告)
蓮見喜雨(プロフ) - しぽぽさん» 死なないでくださいー!!そう言ってくれて嬉しいですッッ!! (2022年7月28日 22時) (レス) id: 3c06824b4d (このIDを非表示/違反報告)
しぽぽ - 初コメ失礼します!続き楽しみすぎて死にそうです((((( (2022年7月4日 18時) (レス) @page20 id: d00bb343c4 (このIDを非表示/違反報告)
蓮見喜雨(プロフ) - 桜りぃか。さん» オチ投票全然出来ます!!ありがとうございます! (2022年3月21日 21時) (レス) id: 3c06824b4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:喜雨 | 作成日時:2021年9月28日 17時

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