今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:216,746 hit
小|中|大
毒舌執事のとある出来事2 ページ23
密室の現場に連れていってほしいというわたくしに、お二方ともたいそう驚いておられましたが、そこはそれ。
大事なクライアントの執事という立場が、スムーズに話をすすめてくれました。
とある高層マンションの一室。
そこで事故と処理されかけた密室内の不審死。
亡くなった方のご夫人と、警察、そして私たちが集まった中で
「これは、思い込みという鍵で閉じらてしまった密室です」
そう淡々と話す声は、何とも美しい響きでございました。
黒ぶち眼鏡の姿勢正しき彼は、非常に論理的で鋭い観点で次々と謎を解き明かし、その話ぶりだけで頭がキレる方とわかりました。
キビキビとした動きは、少しばかり優雅さとは違いましたが、声の美しさに見合うもので、わたくしとしたことが時折ハッと息をのんでしまったのでございます。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
342人がお気に入り
342人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たると | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/tarutolist/
作成日時:2012年5月30日 21時