【A3!】たるちファンな私は転生して役得ポジにつきました｡【茅ヶ崎至】

たるちファン＊運動音痴 ページ14

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｢Aちゃーん!!ボールそっち行ったよー｣

｢わっ､わかっへぶしっっっ!!｣

｢Aちゃぁぁぁあん!!!｣



どうも､Aです｡
ただ今ビーチバレーをして顔面を強打おります｡







あの時お姉さんから私達2人が脅迫された後､まずそれぞれで思った城を作って誰が一番上手いかを競っていた｡


お姉さんは小学生の女の子が考えそうなおとぎ話系のお城(可愛い)､至はゲームの影響かク〇パ城(ハイクオリティ)...

そしてそして私がダントツの最下位でお山(半壊)だった｡

私なんでこんなに手先が不器用なのかしら不思議｡


そんなこんなで思いっきり2人に爆笑された後､私達はビーチバレーをすることになったのである｡

が...


｢スーパァースマーッシュ!!｣

｢ギャッスっっ!!!｣


ボールで事あるごとに顔を強打したり


｢Aちゃん右っ!｣

｢任せっぼへぇっっ!!｣

｢うわぁ...これがジャパニーズスライディング土下座｣


躓いて砂浜で顔からコケるという大惨事の連発｡


｢1人パラソルの下にいないで至も入ってよ!!｣

｢嫌だ｣

｢ひどいっ!!｣



至が私を裏切り運動音痴が1人で大人2人と運動神経抜群小学生女子を相手するという拷問にあってる私マジで不憫だと思わない??

次は絶対至を生贄にして逃げてやる｡




｢それじゃあお昼にしましょうか｣

｢やったー！やっとお昼ご飯だ!!｣

｢じゃあ先にデザートでスイカ割りしときましょうか｣

｢...至､任せた｡アディオスっっ!!｣

｢ふざけんなっ!!｣

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