16話 ページ16
Aside
『、、、っゃ、』
じゅくんっ、と首筋に走った痛み
わざわざ確認しなくても、何度もつけられた覚えのある感覚を体は正確に覚えているようで
「…ん、綺麗についた」
満足気にそこを親指でなぞるセンラさん
きゅっと反対の手を握ろうとすると、向かい合わせになるように彼の太股の上に座らせられた
「…明日仕事やけど、いいよな」
自分に問いかけるかのようにぽつりと零された言葉にこくりと頷くと、荒っぽく唇を重ねられる
『……んぅ、、っ…』
「…、ふ………んん、、」
ちゅ、ちゅ、と何度も甘く落とされる口づけに頭は酸素を求めていて、艷やかな彼に更に魅了されていく
水が滴る髪の毛も、頬に添えられた骨ばった大きな手も、
熱を持った色素の薄い瞳も
全部、私を虜にして離してくれない
『、も、、むりぃ、っ、、』
「ふ、へばんの早ない?……もっと頑張って、」
息の上がった私とは正反対に、涼し気な顔で笑みを浮かべるセンラさん
顎、首筋、鎖骨、
ちゅうっと水音が鳴るたびに、びくりと反応してしまう体
推しとか、リアコとか、何も考えられないほどどろどろに溶けてしまった思考は上手く働かなくて
どんどん下にキスを落としていくセンラさんの頭を抱き締めると、彼の髪の毛をくしゃりと握った
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らいるぁ(プロフ) - たろちゃんさん» おかえりなさい!! (2019年11月10日 2時) (レス) id: e6d8791f47 (このIDを非表示/違反報告)
イアナ(プロフ) - 待ってます!! (2019年10月1日 9時) (レス) id: c58602d2dc (このIDを非表示/違反報告)
らいるぁ(プロフ) - 待ってます!! (2019年9月27日 0時) (レス) id: e6d8791f47 (このIDを非表示/違反報告)
ななせさま - たろさん天才ですか、、、、なるほど天才ですね;_;出るまで全裸待機して気長に待っておきます(ぐふふ) (2019年8月30日 1時) (レス) id: 217d972b87 (このIDを非表示/違反報告)
ななせさま - まじで本気で大好きな小説なんです(TT)良ければ緑の方バージョンのこの小説って作っていただけること可能でしょうか?可能でしたらぜひともお願いしたい限りです(TT) (2019年8月15日 6時) (レス) id: 217d972b87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たろちゃん | 作成日時:2019年6月27日 21時