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小峠「A家…恐ろしい一族ですよ。尊皇攘夷の生き残りの一族で、滅んだ後は一族代々極道の剣士の家系。
それまで仕えていた組が滅んでから、A家に産まれた仲の悪い兄弟が仲違いをきっかけに当時の田頭組と京極組と別々の組に入ったそうです。実力は決着つかずだったそうですが…。
京極組に入った兄の方は少し変わり者だったと聞いています」
須永「変わり者ぉ?」
小峠「なんでも戦いの際は何故か…目を瞑っているそうです。それ以外の情報はありませんが…」
須永「俺と同じで相当なスリルが好きなのか?」
小峠「理由はわかりかねますが…あっ行ってしまいます!」
須永「めんどくせぇ…追うか」
ひしひしと視線を感じたままAは優美と見学先へと歩いていた。
見学先近くに止まるバスに乗り込む前になり、やけに時計を気にしている優美が少しそわそわとし始めた。
鈴木「ねぇ私ちょっとトイレ行きたくなっちゃった。ちょっと待っててくれない?」
「えっ…はーい」
(バスもうじき来ちゃうよぉ…)
須永「おっ一人になったな。攫うか」
小峠「攫わないですよ。俺が声を掛けてきます…。」
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ひなえ(プロフ) - 黄昏さん» 読んでいただき、ありがとうございます!亀更新ですがこれからもよろしくお願いします。 (2022年7月6日 14時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 初めまして、「私、気が付いたら極道でした」を読ませて頂きました。とても、面白くて続編を楽しみにお待ちしております。 (2022年7月6日 3時) (レス) @page26 id: 7ec4680236 (このIDを非表示/違反報告)
みたぞの(プロフ) - オリ/フラ立ってますよ!!続編作ってもフラグのチェックが入ってしまいます!!確認して外して下さいね!! (2022年6月29日 22時) (レス) id: 5dcad8042f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひなえ | 作成日時:2022年6月29日 18時