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茅野「どうして…」






宇佐美「どうして?あんたのせいでしょ、澪奈の友達は私だけだった…。なのにあんたが!!あの瞬間、私の中で何かが崩れた。よりによってなんで奴 隷呼ばわりされてるあんたなの?完全に私への当てつけじゃん!!プライドズタズタにされて、言い様のない怒りが湧いて、許せなかった。だからあいつのあとを付け回して、あいつの物を壊して、あいつを追い詰めた。自分でももう抑えられなかった」





宇佐美さんの話を聞いて、自分だったら…






って考えてみる。






もし、唯月や涼音たちに縁を切られたら…






私は生きていけるだろうか、







悲しみに耐えきれるだろうか?







もしかしたら、私も宇佐美さんと同じことをしでかすかもしれない、そう思った。







先生「それであのフェイク映像を撮ったのか?」







宇佐美「撮ったのは私じゃない。あの動画が入ったDVDが私の鞄に入ってたの。私はそれを利用して投稿しただけ。澪奈を陥れるために」





先生の質問に即否定する宇佐美さん。







茅野「なんでそんなことしたの?澪奈は貴方のこと」







宇佐美「うっさい!!あんたは黙ってて!!」






茅野「文句があるなら私に言えばよかったじゃん!私に近づくなっていえば良かったじゃん!!」






宇佐美「言ったら離れてくれたわけ!?」







茅野「離れたよ!!」







宇佐美「嘘つくなよ!」







茅野「嘘じゃない!!!離れたよ!!!澪奈が生きてくてくれるなら…!離れたよ…」







茅野さんが宇佐美さんに必死に訴える。








茅野さんがどれだけ、悔やんでいるのか伝わってきた。







先生「宇佐美。お前は…景山にしたことが、自分にされたらどんな思いをするのか考えたことがあったか?」







宇佐美「説教?」







先生「そうだ、説教だ。二度と…こんなことにならないようにな」








宇佐美「うるさい!!!!」



 



先生の言葉に叫ぶ宇佐美さん。






先生「逃げるな!!!!そうやって大声で拒絶して、誰の声にも耳を貸さずに生きてきたんだな。そのせいで、あんな馬鹿な真似をしても何も感じない人間になったんだな」







宇佐美「なんであんたにそんなこと言われなきゃなんないの?」






先生「俺は…お前の教師だからだ。お前を正しい道に、導く義務がある」







宇佐美「ふざけんな!!今まで何もしてくれなかったくせにっ!!」

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設定タグ:3年A組 , 甲斐隼人 , 片寄涼太
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コロ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!そう言っていただき嬉しいです。私も甲斐くんが好きすぎてやばいです、3Aロス…。 (2019年3月29日 16時) (レス) id: 6ea8ed7bc9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 甲斐隼人君と翔君と蓮君と海斗君と賢君大好きなのでドラマ終わったからロスです最高です (2019年3月29日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コロ | 作成日時:2019年3月24日 16時

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