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7 4 amor ページ27

Kazuma side




昨日は、結局会えんかった。
教室に行ったらAの鞄、なかってん。



………なんや、俺が寂しいみたいやん。ちゃうし…。







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男「川村〜呼んでるよ」





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突っ伏した体をゆっくり起こしてドアの方を見ると、ばつが悪そうな顔をした北人。

なに？なんか悪いことされたっけ？







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北「……これ」



壱「ん？……なんでこのネックレス、お前が持ってるん」



北「A、傷つけた。多分」



壱「は？どーゆう…」



北「俺、もうAと距離 戻せないかも」



壱「…大丈夫やって。ちゃんと謝ればAだって…」






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ちゃんと謝ればAだって許してくれる。
何をしたのかは分からんけど…。


そう言おうとしたら、ドアを勢いよくバァァァン！！と叩いた北人。






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壱「っ？！北人？」



北「……っ、ごめん。昼休み、2人で食べよ。言いたいことある」



壱「……おん、わかった。」






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北人の中で何が起きたんかは分からへん。

でも、何かを決意した目やった。
ちゃんと向き合わんとな。








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Itsuki side





浦「昨日は告白されましたぁ？」



樹「されてない。朝から声でかい。」



浦「あらまぁ、珍しい〜！」



樹「…なんで俺のとこにいるの。仲良い奴 他にもいるじゃん」



浦「藤原樹が1人になってしまうぞ。寂しがり屋さんなんだから〜！！！！」



樹「……あっそう」









翔平がごもっともな事を言ってるから無駄に反論できない。

猫を飼う人は、寂しがり屋っていうし。






………言わなくても分かってくれるとこが翔平のいいところ。







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翔平1人でも この目立ち様なのに、もう1人…。







北「いつきぃぃぃいいいいい」



樹「………なんですか、北人さん。朝から」



北「見下すような目やめて！まじで凹んでるから…」









え？北人さんがガチ凹みするとか、何があった？









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