t a n t u m _

5 amor ページ5

You side





北人さん、遅いなぁ…






暇だから、イヤホンつけて音楽聴きながら
いらない紙を切って立方体作成。






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20分後





遅い…！！もう北人さんの教室行こっかな？！

あ、クラス知らないわ。無理だ…









悩んでいるとパッと音楽が消えた。









北「ごめーん、遅くなった」






『勝手にイヤホン取らないでください！
イヤホン壊れたかと思うじゃないですか』







北「ごめんて。笑 って血出てるけど大丈夫？」







『え？あ、ほんとだ。保健室寄ってから行くんで
昇降口行っててください』







北「うん、わかった〜」








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絆創膏持ってないとか女子力欠けてます？

いや、そんなことない、はず…








ｶﾞﾗﾗﾗ…




絆創膏を取り、ふと視線を下げると
ベッドの脇に靴があるのを見つけた。



誰かいる…っ？！









？「「……」」






『ご、めんなさい……失礼します…！』









ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ!!









お互いワイシャツがはだけていて…
向き合っていらっしゃって…
お互いすっごいお顔近くて…









お二人の甘々な時間、というものを
私は邪魔してしまった気がする……


誰かはわかんないけども。







心の中でもすみませんでした、と謝っておく。

絆創膏を貼って、すぐ北人さんのところへ向かった。









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壱「…今の、、A？」

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