【鬼滅の刃】新しい隣人は、私の推しでした。2

第54話 姫抱き ページ13

確かに考えてみればそうかもしれない


いつも仕事をしている時もAちゃんに逢いたくなる
Aちゃんの笑顔を思い浮かべると頑張れる


初めて知った、「恋」の感覚
嬉しくて、胸がきゅっと締め付けられて、少し苦しくて。




「お、、お、おいお前ぇ！！！！」





善逸にチョップを食らわされる
かなり本気のやつだったらしく、鳩尾にクリティカルヒット。暫く悶えてしまった



「何するんだ善逸！」

「だだだってさ、お前がそんな音するからだろ！？！？こっちが恥ずかしいわ！！！」




善逸は「もういい！帰る！！」とぷんすかしながら伊之助を叩き起して帰っていった



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


未だに眠るAちゃんを見て困り果てる
今の彼女の状態は、壁にもたれかかって体育座りをして寝ているもの
このまま寝てたらどこか体を痛めかねない。



『し、失礼させていただきます。』





Aちゃんの膝裏と背中から肩にかけてを支えて振動の無いようにすっと立つ

所謂、姫抱きというやつだ。






今まで出演してきた恋愛ドラマでもこんなシーン無かったから心臓がバクバクしてしまう

俺のベッドまで運び、そっと寝かせる



『ﾑﾆｬﾑﾆｬ…うふふ、』




なにか楽しい夢でも見ているのだろうか。寝ながらニコニコ笑っている
掛け布団を掛けて、「おやすみ」と声をかけ、片付けをするため机に戻ろうとした時だった。






『えへへ…竈門さん…』






俺の名前が、聞こえた。



━━━━━━━━━━━━━━━
いつもは家族の中で私が一番最初に起きて一番最初に家を出るのですが、休校期間で寝まくりだった頃に父から

「〇〇(私の名前)、鼾はかかないのに寝言めちゃくちゃ言うよな」


と言われました。言及してみたところ、「もうやめて！！こないでぇーー！しつこい！！」と毎日のように叫んでるそうです

きっとあれだな、自粛期間になってしつこさの増した妹に襲われてるんだな。

第55話 キス→←第53話 嫉妬、そして

ラッキー鬼滅アイテム

炭治郎の耳飾り

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す