【鬼滅の刃】新しい隣人は、私の推しでした。

第4話 お隣さんの歌声？ ページ7

ふと、隣の部屋から声が聞こえてきたので歌うのをやめた

流していたMP3から小さくメロディと炭治郎の声が聞こえる
隣からも全く同じ声。




あれ、お隣さんはいないはず
だからこそ思い切り大声で歌ってたのに…




朧気な記憶を手繰り寄せる
一昨日は、今日のライブのための買い出しに行って、炭治郎の動画みて、家帰ってライブの円盤見て…




あ。
昨日の早朝、家を出る時に引越しのトラックがとまってた、それだ！！！



普通の状態でなら、引越ししたてのお隣さんに歌声を聞かれたという羞恥心に苛まれてうじうじするはずなんだけれど、その時の私は相当酔っていた。




『へぇー、お隣さんも炭治郎好きなのか！』





今考えてみれば、演奏無しに声だけが聞こえてくるのはおかしいこと。でも、その時の私は疑いもせず、再び歌い出したのだった。

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