【鬼滅の刃】新しい隣人は、私の推しでした。

第9話 実弥さん ページ12

『カレー、カレー、チキンカレー♪』




毎週水曜日はカレーの日！
いつも作りすぎちゃうから、2階の一番奥に住んでいる実弥さん、カナエさんカップルにおすそ分けしている


今日は竈門さんにも…




急に押しかけたら迷惑になると思ったので、ポストの中に『今日の夜8時頃、カレーをおすそ分けしに行きます！要らなかったら私が全部食べるので…！』というメモを入れておいた





ちなみに料理の腕に関しては蜜璃のお墨付きなので安心して皆さんに提供できる


キッチンの前に立ち、腕まくりをする



『うっし！』



料理開始だ！
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




『実弥さん、カナエさん！今日のカレーお持ちしましたー！』
「おォ、ありがとな。」



まずはカップルにお届け。

カナエさんはいつも仕事で帰ってくるのが遅いから、大抵実弥さんが出てくる

実弥さんは見た目はとっても怖いけれど本当に優しくていい人
おばあちゃんが重そうな荷物を持ってた時、代わりに持って運んであげていたのを何度も目撃している




『今日はチキンカレーです！お口に合うといいのですが…』
「何言ってんだ、美味いに決まってんだろこんなおいしそうなもん」



「ありがとな、」と頭をわしゃしゃして部屋に引っ込んだ実弥さん
お兄ちゃんだ。

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