警察庁警備局警備企画課を覗いてみよう [名探偵コナン]

9話 ページ10

コナンside


ポアロのイケメン店員安室さんと今のところ公安刑事と見られるAさん。


Aさんはいつも疲れている様子でポアロに来て安室さんに何かしらを渡したり口頭で伝えると、紅茶を1杯のんですぐに帰ってしまう。


そのせいで俺はほとんど話したことがないし蘭達もAさんの存在を知らない。


Aさんのことは知らないことばかりで決して安心している訳では無い。
事実、灰原も嫌悪感丸出しだ。



『江戸川コナンくん。そんなに見られると無視できない。』


「え、あ、うん！ごめんなさい！！」


『なに？なんか聞きたいことでもあるの？』


俺を見るその目は、整った幼い顔立ちから想像出来ないくらい冷めている。



『私、忙しいから。ほんとに。忙しいんだよ。一昨日に3時間寝てから寝てないんだ。察して。』



冷めてる……と言うより……


疲れてる……？？


「Aお姉さん疲れてるの？？」



『え、私疲れてないの？？』


「あ、疲れてるね。」



え、俺の事見てなくね？？
どこ見てんの？？


『あ、やばい。予定より3分長居しちゃった。ごめんね江戸川コナンくん。私、仕事しなきゃ行けないから帰るね。』



「え！？やすまないの！？！？」



『いや、疲れてるって理由で休めたらそもそもこんなに疲れてないよ。限界を超えるんだ。』



社畜っっ





(なんか言った？江戸川コナンくん。)

(社畜。)

(ダイレクトだね。社畜じゃないよ。日本に貢献してるだけ。)


(自覚症状ない社畜)


(小学一年生って冷たいね。)

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