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第2話 ページ14






キャァァァーーー!!!


会場が黄色い歓声と鮮やかな赤色で埋まる


莉犬「みんなぁー!こんにちはぁー!
  今日は楽しんでいってくださぁーい!!」


軽快なリズムに乗って歌う彼は、可愛い以外何者でもない。

その容姿と歌声、そして彼が目の前にいるという事実に涙が出そうになった



間奏の合間にしてくれるお手振り

所謂、ファンサというものを彼は沢山してくれる

そして、私の目の前に来た時…


っっ…‼//


彼は此方に向かってウィンクしてくれたのだ…!


か、カッコいいっっっ!!!!


勿論、此方側には私以外にも沢山のリスナーさんがいる

だから、私にやった訳ではないかもしれない

…けど、今日だけでいい…

勘違いしても、、いいですか…?







ライブは大成功で風のように終わりを迎えた

どうして楽しい時間というのはあっという間に過ぎていってしまうのか…

私の心拍数は静まることを知らず、会場を出る時の余韻は半端ではなかった


…しかし、そんな気分も一転。

ゲートを通りかかった時、あることに気がついた


…ない


…り、、莉犬くんのラバストが…ない!


鞄につけていた大量のグッズのうちの1つ、ラバストが見当たらないのだ

盗られた…?

という考えも過ったが、普通に落としただけかもしれないとも思った

そうである事を願いながらその場を後にし、すぐに先程通った道を隅々まで見渡しながら歩いた







通路を歩いて10分

なかなか先程いた場所につかない

そろそら着いてもおかしくない頃なのに、目の前に広がるのは先程と変わらず、ずっと通路。


も、もしかして…もしかしなくても…迷った…??


取り敢えず道を聞こう、そう思ったが先程から人っ子1人見当たらない

代わりに楽屋と思われる部屋の扉が幾つか現れるようになった


もしかしたら…この部屋のどれかにスタッフさん達がいるかも…?


聞いた方が早いと思い、私は意を決して明かりがついている部屋に手を掛けてみた


コンコンッ…ガ、チャ…


A「し、失礼…します…っ!」

ありがとうございますっ!→←莉犬くん 第1話



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設定タグ:短編集 , すとぷり   
作品ジャンル:恋愛
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Ayuna(プロフ) - ネコ日和。さん» ありがとうございますっ.ᐟ.ᐟ.ᐟえへへ、そう言って貰えて嬉しいです(照)また素敵な設定が思いついたら桃くんオチで書かせていただきますねっ! (2022年7月6日 14時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ日和。 - でも順番的に黄くん、赤くんかな…?それでも嬉しいです! (2022年6月1日 21時) (レス) id: 18b130b5d8 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ日和。 - 桃くん推しのネコ日和。です!いやあ、双子関係とか罪っすよ…。大好きな小説です!もしよければ…桃くんのお話をまた書いて頂きたい!!! (2022年6月1日 21時) (レス) @page43 id: 18b130b5d8 (このIDを非表示/違反報告)
Ayuna(プロフ) - お気に入り登録者50人突破ありがとうございますっっ!! (2022年5月31日 0時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)
Ayuna(プロフ) - お気に入り登録者数40人突破.ᐟ.ᐟ.ᐟありがとうございます~⸜🙌🏻⸝✨ (2022年5月13日 23時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ayuna | 作成日時:2021年7月7日 19時

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