短編集

※最強＿ｼｮｳｼﾞ ページ10

・章治 side



「よぉ、鮫岡。今から俺らの相手しろや」

「女なんか連れてよぉ、へぇ〜可愛い顔してんじゃん」



街中歩けば常に絡まれる。



まぁ、しょうがないっちゃしょうがないけど。



まじで、○○といる時はやめて欲しい。



怖がるから、とかそんな甘いもんじゃない。



なんせこいつ、最強だから。



『ねぇねぇ、いまさっ、デート中なんだよね？見て分かるとおり』



ほら、始まった。




『君たちみたいに暇じゃないの、こっちは。』

「あ”？てめぇ喧嘩売ってんのか？」

『デートの邪魔しないでくれる？そこどいて？』



急に低い声出すもんだから、ヤンキービビりまくり。


これじゃどっちが絡まれてんのか分かんねぇな。笑



「てっめぇ、あんま舐めたこと言ってると、」

『しつこいな〜章治くんがカッコイイのは分かるけどさ〜ストーカーは御遠慮ください？』



そして、トドメの1発。



『あんましつこいと…消すよ？マジで』



その一言で、情けねぇ声出して逃げて言ったヤンキー達。



章治「相変わらずだな、お前は」

『章治くんが絡まれるから〜』



さっきまでとは打って変わって、


俺に向ける声や顔は天使そのもの。



章治「別にあんな奴ら秒で片付けるのに」

『デート時間削って喧嘩するのは許さない！！』

章治「はいはい。分かってるよ」



マジでこいつ、最強。だろ？

※不器用＿ﾌｼﾞｵ→←距離＿ﾚﾝﾌﾞﾗﾝﾄ

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