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それから、数日後のお昼

友人のナツミと、その彼氏の小瀧くん
そしてしげと、食堂でご飯を食べていた


「はー、授業だるう」

早くもラーメンを食べ終わったしげは、椅子に寄り掛かって渋い顔をしている


「ほんまにな。…てか!今度四人で遊ばん!?」


身を乗り出した小瀧くんが、突然そんなことを言い出した

大きな目を輝かせて私達を見る


…うわ、遊びたい。絶対楽しいに決まっとる。けど…



「のぞむー、Aの彼氏そういうの許してくれへんってこの前言ったやろ?」


隣に座るナツミが、助け船を出してくれる

その言葉を聞いた小瀧くんは、思い出したように私を見て
わかりやすく落ち込んだ


「ごめんなあ……」

「いや、ええねんええねん。それにしても厳しいなあ…飲み会も行かせてくれないんやろ?」


「ん…まあ、慣れとるから。……あ、ていうか小瀧くん、ええ匂いする」


彼から香る爽やかな匂い。話題を変えるためにも、思わず口にしていた


「そやねん!奮発してええブランドの買ったんよ。Aちゃんつけてみる?」

ごそごそと、トートバックから香水を取り出す


「つけたい!」

「ほな、腕まくってー。はい、シュッ」


なにも考えずに袖を捲ったのが、悪かった



「……!これ、どしたん」

「っあ!!!」


小瀧くんの驚いた声に、はて?と自分の手元を見ると

……昨日、腕を殴られてできた青黒い痣が露わになっていた


一気に血の気が引き、慌てて腕を隠すけどもう遅い



「なに……?今の痣」

目の前に座るしげが、目を見開いて私を見つめる



「い、や…昨日、転んでぶつけたんよ!思いっきり!」


あはは、ってわざとらしく笑って見せるけど
きっと動揺を隠せてないし、怪しまれているのは確かだ


「A……もしかしてさ、」

ナツミが何かを言う前に、がたんと席を立った



「プリント、印刷しなきゃいけないねん!先行くわ」



まだ食べかけのからあげ丼が乗るトレーを持って、険しい顔をする三人の元を離れた



あー……バレてもうた、かな



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tomo(プロフ) - しばさん» わ、そんなこと言っていただけて光栄です(;;)更新がんばれます、ありがとうございます☆ (2018年6月18日 1時) (レス) id: 637dd197ef (このIDを非表示/違反報告)
しば(プロフ) - とても面白いです!!キュンキュンしながら見させて頂きました(^^)しげのものんちゃんのもすごくいいです!これからも頑張ってください! (2018年6月17日 11時) (レス) id: cbf0396e49 (このIDを非表示/違反報告)
tomo(プロフ) - 彩果さん» コメントありがとうございます☆重岡くんはとっても書きがいがあります(笑)近いうちに続編考えときます(^^) (2018年6月17日 0時) (レス) id: 637dd197ef (このIDを非表示/違反報告)
彩果(プロフ) - 今回のお話もすごく面白かったです!tomoさんが書く重岡くんのお話大好きです!続編希望です、、 (2018年6月15日 23時) (レス) id: f75f618622 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tomo | 作成日時:2018年6月14日 19時

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