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定時の時間になると、重岡は私にもう一度念を押してから帰っていった
それから、少し残業をしてから会社を出て、外は真っ暗
駅から自宅までの道のりを歩いていると
最近は聞こえなかった足音が、後ろから聞こえた
「…！」
ぞっとして鳥肌が立つ
…うそやろ、なんで今日に限って
私と、もうひとりの足音しか聞こえない不気味な空間
一気に頭が恐怖で埋め尽くされた
歩くスピードを速めると、同時に後ろの足音も速まる
こわい、こわい、こわい
どうしよう…
とりあえず近くのコンビニに駆け込み、呼吸を落ち着かせる
震える手で、カバンからスマホを手に取った
「はあっ…はあ…」
迷惑なのは承知で重岡に連絡しようと思ってラインを開くと
…ぽん、と
流星から、メッセージが届く
開くと、かわいいうさぎがハローといっているスタンプ
「……ふ」
こんなのはいつものことなのに
…なぜだか、安心して
“会いたい”と………そう思って、無意識に電話をかけていた
『もしもし…A…？』
「りゅうせ………」
『どうしたん、電話かけてくるなんて』
「……ごめん、たすけて」
事情を話すと、一気に声色が変わった
『絶対そこにいてや。すぐ行く』
力強い言葉と共に、電話は切れて
数十分後には、流星は本当に来てくれた
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tomo(プロフ) - しばさん» わ、そんなこと言っていただけて光栄です(;；)更新がんばれます、ありがとうございます☆ (2018年6月18日 1時) (
レス) id: 637dd197ef (このIDを非表示/違反報告)
しば(プロフ) - とても面白いです！！キュンキュンしながら見させて頂きました(^^)しげのものんちゃんのもすごくいいです！これからも頑張ってください！ (2018年6月17日 11時) (レス) id: cbf0396e49 (このIDを非表示/違反報告)
tomo(プロフ) - 彩果さん» コメントありがとうございます☆重岡くんはとっても書きがいがあります(笑)近いうちに続編考えときます(＾＾) (2018年6月17日 0時) (レス) id: 637dd197ef (このIDを非表示/違反報告)
彩果(プロフ) - 今回のお話もすごく面白かったです！tomoさんが書く重岡くんのお話大好きです！続編希望です、、 (2018年6月15日 23時) (レス) id: f75f618622 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tomo | 作成日時：2018年6月14日 19時
