俺の大切な可愛い可愛い弟が傷つけられたんだけど傷つけたヤツ潰してもOKー？

40話 更新お待たせしてしまってすみません！ ページ43

薬研side
それから数時間後……。夜中ぐらいだろうか？大将が目を覚ました。

貴『ん……？や、げん……？』

薬研「大将！！！！！」

俺っちは思いっきり大将に抱きついた。大将は少し驚いたけど、俺っちを抱きしめてくれた。

貴『ごめんな。薬研……。心配させちまったよな？』

薬研「ほんとう……だぜ！すっげぇ心配したんだからな！」

すると、大将の声で目を覚まし始めた。おれっちの次に起きたのが、大将の兄貴。

月歌「A！起きたのか！？大丈夫か！？痛いとこは！？」

俺っちが離れると、大将の兄貴は大将の肩をゆすって、安否を確認していた。

貴『だ、大丈夫だよ……。』

今剣「め、めざめたのですか！？Aさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」

貴『い、今剣！？しかも兄さんも？なんで！？』

大将は、兄貴が来ているとこに驚いているようだった。

月歌「連絡が来たから来たんだよ……。良かった。死んじまったのかとおもったよぉっ……！！ばかばかぁ！」

ぽこすかという可愛らしい音がつきそうな感じで殴る兄貴。
大将は苦笑いをして、でも少し嬉しそうな顔をしていた。……兄弟愛ってやつだな。

貴『大丈夫だよ。兄さん……。俺はもう、置いていかないから。』

すると、医者が駆けつけてきた。それから、Aの体調などをみて、大丈夫だと判断したらしく、退院出来ることになった。
あ、薬も出されだぞ？大将はすっごーく嫌な顔をしてたけどな。

兄貴、小狐丸、今剣も本丸に帰って、俺たちも転送して本丸へと戻った。

貴『ほんっとにごめんな！迷惑かけたよな……。』

長谷部「大丈夫ですよ！主。このようなこと、迷惑のうちに入りません！」

加州「そうだよ！ほら、早くみんなに主が帰ったこと知らせないと！」

そうして、手を握って走り出した加州。それに合わせて俺っちたちも走り出す。
本丸の廊下を走る。そうして大広間につくと、皆が寝ずに待っていた。

五虎退「あるじ……さま？」

三日月「主や！」

そうして、俺たちは刀剣男士たちに一斉に抱きつかれた。中には泣いてるやつもいた。

貴『ごめんな？もう大丈夫だからな？それに、薬ももらったし！あとは、ゆっくり休めば大丈夫だってさ！』

歌仙「じゃあ、早速審神者部屋に戻って寝ないとね……。明日の朝食もあまりしつこくならないようなものにするよ。」

貴『ありがとな！歌仙！』

優しく、頭を撫でると嬉しそうに目を細める歌仙。大将もそれを見て、嬉しそうに目を細めた。

41話→←39話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す