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04【レトルト】 ページ4
「なぁ、構ってぇやぁ」
そっぽを向いて構ってくれない彼女に抱きついて甘えてみる。
けど相変わらず無視で、抜け出そうともがく彼女。
「もう、俺が編集してたら寄ってくるくせに俺から行ったら構ってくれへんの？」
いつもは邪魔なくらいに甘えてくるのに、こんな時に限って連れない彼女。
でもそんな所も可愛くてついつい甘やかしてしまう。
「ほら、好きなおやつあげるから、な？」
そう言っておやつを手に取ればチラリとこちらを見やる。
「ほらほら、こっちおいでや」
ゆっくりとこちらに近付いてくる。
そのままで甘えるように膝に乗れば手に持っていたおやつを奪い取るように食べる。
「おやつしか興味ないんや」
そんな様子についつい笑ってしまう。
「はぁ、可愛ええなぁ」
頭を優しく撫でれば目を細めて気持ちよさそうに声を出す。
「ニャー」
続く (更新停止中)
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作者名：誘-izana | 作成日時：2017年6月19日 9時
