Nissy

孤独･･･【2】 ページ6

1日OFFの為



目覚ましをかけずに起きた



すぐに洗面所にいき



歯磨きをする



寝癖を少しの水をつけ直し



鏡の中の自分を見つめる



どの角度だと、ファンの子が



喜ぶか、いつも同じ表情では



飽きられてしまう･･･



鏡を見続けてかれこれ20分



西島｢･･･職業病だな｣



時計を見ると、もうお昼を回っていた



キッチンに無造作に置いてある



少し黒くなりかけた



バナナを2本と、水で腹を満たす




休みなのに、またパソコンを



開き、仕事を始める



こんな調子で休日は終わる･･･




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西島｢おはようございま〜す｣



河井｢にっしーおはよう｣



西島｢なべちゃんは？｣



河井｢あそこでみんなに子供の
写メ見せてる｣




西島｢なべちゃん！写メ見して｣



渡邉｢おう！にっしーおはよ！
俺の可愛い娘見てよ｣



西島｢かっわいい〜！なべちゃんに
似てないね｣



渡邉｢どういう意味だよ〜｣



西島｢そういう意味だよ｣



河井｢さっ！そろそろ仕事始めるぞ〜｣



その一言で、場の雰囲気が



パッと仕事モードに変わった



今日は、この前やったレコーディングの



新曲のアレンジと



そのジャケ写の衣装合わせ



合間合間に、雑誌の取材




A｢にっしー、このシャツ着てくれる｣



西島｢ほい｣



A｢杏奈ちゃん、シャツに
このネクタイ結んであげて｣




杏奈｢はぁ〜い｣



シャツを着たのを確認し



俺の目の前に、入り立ての



スタイリストがネクタイを



結んでくれてる･･･



たまに目が合うと、頬を紅く染め



恥ずかしいのか目を逸らす･･･



･･･俺は可愛いくてその子を



みている訳ではない



いつまでたってもネクタイを上手く



結べないスタイリストにイライラして



見ているだけ･･･



杏奈｢あれ？･･･おかしいな･･･
自分では結べるのに･･･あれ･･･すいません｣




A｢いつまでかかってるの？｣



杏奈｢すいません、なんか上手く出来なくて｣



新人のスタイリストと場所を代わる



シャツの襟をたてる時



少しAさんの指が俺の首に触れた



A｢ごめんね、ちょっと手冷たいね｣



西島｢･･･大丈夫｣

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