4,頭が回らない(炭治郎side) ページ5
あ〜〜......飲み会疲れたぁ...。
女性の香水の臭いだとか、甘えた臭いだとか...。
とにかく、今日も今日とて疲れた!!
...まぁ、飲み会の後はいつもヘトヘトだけど...。
まずい、歩いているとフラフラしてきた...。
無事家に帰れるか心配だ...。
「あの、大丈夫ですか?」
俯いて歩いていたので、ゆっくりと顔を上げると、とても綺麗な女性が居た。
甘えた臭いも、香水の臭いもしない...。
『は、はぁい〜...』
返事が上手く出来ない。
足がめちゃくちゃフラフラする...。
「...その感じだと、大丈夫じゃなさそうですね。」
その女性はスマホを操作しながら言った。
すると、操作していたスマホをバッグに入れ、
「ある部屋まで案内するので、そこで泊まってください。」
『...っはぁい〜...。』
何か怪しい部屋にでも連れて行かれるかもしれない...
なんて今は考えられなかった。酔っていて頭が回らないからだ。
それよりも、寝たい。という思いの方が強かったので了承した。
ある部屋、というのはアパートの部屋らしい。
新築なのか、シンプルで洒落たアパートだった。
「おっ、開いてる開いてるー♪」
女性は遠慮も無しにその部屋のドアを開けた。
この部屋の人と知り合いなのだろうか...。
「ささ、どうぞ入ってくださいな♪私はここで去りますので、あなたはこの部屋で
寝てくださいな♪あ、ベッドに女の子が居るかと思いますが、構わずその隣で寝てください。
つまり、あなたとその女の子二人で、1ベッドなんで!じゃ!」
その女性は去ってしまった。
今の俺にとっては長ーい説明だったが、なんとか内容を理解することは出来た。
...でも本当に一緒に寝てしまって良いのだろうか...。
そんな事を思っているくせに、俺はその部屋へと入っていった。
29人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋ノ恵(プロフ) - お茶さん» ありがとうございます!!!! (2021年2月3日 21時) (レス) id: ca87426623 (このIDを非表示/違反報告)
お茶 - わかりました!待ってまーす! (2021年2月3日 21時) (レス) id: fd8b6df0ac (このIDを非表示/違反報告)
秋ノ恵(プロフ) - お茶さん» わあああああ!!!!!ありがとうございます!!!!初コメゲットですね!!おめでとうございます!!!!申し訳ありませんが今月の19日まで更新を一旦停止しますが、20日にまた再開するのでまた読んでくださると幸いです! (2021年2月2日 16時) (レス) id: ca87426623 (このIDを非表示/違反報告)
お茶 - 面白かったです! (2021年2月2日 16時) (レス) id: fd8b6df0ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:秋ノ恵 | 作成日時:2021年1月18日 17時