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21,意外(炭治郎side) ページ23

それから5分くらい。
Aちゃんが起きた。


『......ぁ、竈門先輩起きてたんですか......。』


......なっ、なんだこの......この!!色気はァッ!!
俺の顔は赤くなっていないだろうか......。


後ろ髪が前髪の上に重なっていて、俺から見て右目が隠れていて......すごい......そそられる!!!!!!


あ、そういえば。


「Aちゃん、あの。」

『? はい?』

「俺、Aちゃんが風呂から上がってくる所からの記憶が飛んでいて......Aちゃん覚えてる?」


俺がそう訊くと、Aちゃんは首を傾げて、


『えっと......あっ、私が風呂から上がったら、なぜか竈門先輩がソファの上で私に土下座して、それで......竈門先輩は土下座のまま寝ていて、私はその隣で寝ました。』


良かったぁ......あれは夢だったんだ......。


というか、え?


俺、寝ちゃった?なんて無礼な事をしたんだ俺はァ!


「ごっ、ごめん!!知らず知らずの内に寝ちゃった
なんて......。」


でもそんな俺の隣で寝てくれたんだ......。


もう!!可愛いし優しいし!!
なんなんだ本当!!!(なんでキレる?)


『謝らないでください。
あの、竈門先輩、寝顔可愛いですね。』


そう言って微笑んでくれた。
クッ......!!可愛すぎる!!!


いや、それよりも。


俺が可愛い?カッコいいじゃなくて?
褒めてくれたのだろうけど、自分の好きな人には
カッコいいと言われたいものだぞ?


「Aちゃん。」

『はい。』

「俺の事、カッコいいって思ったこと、ある?」


すると、Aちゃんは「へ?」みたいな顔した。
可愛い......!!!


『カッコいいというか......イケメンだとは思いますよ。ただその、竈門先輩の〈カッコいい〉という概念がどんな感じなのかがわからないので。』


なるほど......。
でもそういう解答をするのだから、カッコいいとは思ってないんだな......。


俺、頑張らないと!!


「そっか。ごめんな、急にこんなこと訊いて。」

『いえ。私も友達に私の事をどう思っているのか訊いたりしますし。』

「へぇ!そうなんだ!」


なんだか意外だなぁ。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎   
作品ジャンル:恋愛
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秋ノ恵(プロフ) - お茶さん» ありがとうございます!!!! (2021年2月3日 21時) (レス) id: ca87426623 (このIDを非表示/違反報告)
お茶 - わかりました!待ってまーす! (2021年2月3日 21時) (レス) id: fd8b6df0ac (このIDを非表示/違反報告)
秋ノ恵(プロフ) - お茶さん» わあああああ!!!!!ありがとうございます!!!!初コメゲットですね!!おめでとうございます!!!!申し訳ありませんが今月の19日まで更新を一旦停止しますが、20日にまた再開するのでまた読んでくださると幸いです! (2021年2月2日 16時) (レス) id: ca87426623 (このIDを非表示/違反報告)
お茶 - 面白かったです! (2021年2月2日 16時) (レス) id: fd8b6df0ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:秋ノ恵 | 作成日時:2021年1月18日 17時

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