無自覚な片想い 2 ｰ次屋三之助ｰ リクエスト作品 ページ37
数「三之助･･･それはAに恋してるんだよ！」
次「こ、コイ･･･？コイって･･･魚の？」
数「違う！」
次「じゃあ薄いの反対の･･･」
数「その濃いでもない！相手に好意を持つこと、好きだってことだよ！」
次「好き？」
俺がAを？
まさか･･･好きって･･･こういうのなのか？
よく分からない･･･俺、Aの事･･･好き？
次「･･･好き？」
数「Aと一緒にいて、楽しいし笑顔になれるんでしょ？でも左門たちと話してたら、ちょっと嫌な感じ･･･というかムカムカしたんでしょ？」
次「うん」
数「好きだから嫉妬したんだよ」
次「嫉妬･･･好きだから･･･」
そうなんだ･･･俺･･･Aのこと好きなんだっ！
こうしちゃいられない！このこと伝えて･･･そうだ！Aは俺のこと好きか聞きたい！
次「ありがとう、俺 Aのところ行ってくる！！」
数「えっちょっと！？いたっ！？」
走ってAのことを想う。
確かにずっと一緒にいるのに、時間が経つのが早かった。
それにいつも楽しかった！！
Aを見つけて、肩を掴む。
次「好きだ！」
「へっ」
次「俺 Aのこと好き！」
「えっあっちょっ･･･」
富「えっ」
神「うわっ」
次「Aどうだ！？俺の事！！」
「えっ･･･と･･･？」
混乱してるところに作兵衛と左門が止めに来る。
な、なんだよ･･･俺なんか悪いことした！？
次「なんだよ！」
富「落ち着けって」
神「とりあえずなんでそうなった？」
次「えっ･･･実はさ、かくかくしかじか」
富「お前･･･」
神「その行動力はすごいな」
次「で、Aどう？」
「どう･･･と言われても、そんな･･･意識したことないからな･･･とてもびっくりしてます」
顔を真っ赤にさせて目をそらされる。
俺たち三人は顔を見合せて、首を傾げる。
「な、何よ･･･」
富「お前･･･照れるんだな」
「作兵衛って恋仲いないでしょ」
富「う、うるせぇ！！」
「と、とにかく･･･まだ好きじゃない･･･だから、ごめんなさい」
次「じゃあ、好きになるまで待つよ」
「えっ･･･？」
それから毎日Aへの猛アタックが始まった。
いつも隣を陣取り、休みの日は出かけるのを誘ったりとそりゃあもう、みんな呆れるほど。
そしていつかの体育委員会の日。
山で綺麗な花を見つけた、結構高いところにある。
あの花･･･Aに渡したら喜ぶかな。
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ユリリン(プロフ) - メリークリスマス｡こんにちは。守一郎の話凄く爽やかで彼らしさが伝わってきで面白かったです。勘右衛門の話も読みました。どちらも最高です。素敵な作品２つも読むことができて嬉しいです。ありがとうございました。 (2022年12月24日 11時) (
レス) @page47 id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。返信ありがとうございます。お待ちしています。 (2022年12月18日 7時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - アズさん» かしこまりました、リクエストありがとうございます！かかせていただきます！ (2022年12月18日 1時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - ユリリンさん» かしこまりました、リクエストありがとうございます！ (2022年12月18日 1時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
アズ(プロフ) - こんにちは。リクエストいいですか？夢主ちゃんが尾浜勘右衛門に一目惚れし甘味が好きだと知り評判のお饅頭を買って勘右衛門にアタックする話。勘右衛門も夢主ちゃんに誘われて嬉しくて喜んでいたでお願いします (2022年12月16日 21時) (レス) id: 7fd9378bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2022年11月14日 3時
