男装癖のある女子がマイキーに憧れて東京卍會に入りました。【東京リベンジャーズ】three (ページ46)

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「うざぁ･･･」

三「なんだよ、褒めてんだろ？」

「三ツ谷に言われるとムカつく」

三「褒め言葉として受け取っておく」

「･･･ありがと」

三「どういたしまして」

ショートカットでも可愛くなれるんだな･･･。
少し自信ついたかも･･･三ツ谷には助けられてばっか。
いい兄貴と言うか･･･なんというか。

「私ってさー」

三「ん？」

「･･･女の子らしくないから、見た目だけでもーって思って･･･髪伸ばしてみたりしてさ、それでも周りの子には劣るし
可愛くしたからと言って誰かが褒めてくれるわけじゃない、けど一度でいいから･･･ちゃんと可愛い洋服きて、おしゃれして･･･褒められたい」

三「俺に褒められたら怒るのに」

「お前は･･･タラシじゃん」

三「タラシじゃねぇし」

「でも･･･三ツ谷に褒められると悪い気はしない、なんか温かくなる」

三「俺は好きな奴にしか言わないからな、可愛いとか好きなんて」

「どうだか？」

三「信じてねぇな？」

「心には留めとくよ」

三「でも」

頬を掴まれて、三ツ谷の方に引き寄せられる
唇がぶつかるかぶつからないかの距離だ。

思わず心臓が跳ねる。

三「女の子らしくなりたいって思ってくれてよかった、お前が少しずつ変わってくれて安心した」

「三ツっ」

三「シッ」

指を唇に当てられる
目の前にはじっと見つめてくる三ツ谷。

ど、どう･･･どう。

三「好き」

「ﾋﾟｯ」

三「ちゃんと好きだ、だからそろそろ返事･･･来れね？」

「いやあの･･･三ツ谷･･･さん？」

三「今返事くれなきゃこのままキスするけど」

「やめろ」

三「まあそう怒るなって」

「わかんねぇ･･･好きかどうかなんて」

三ツ谷の肩に頭を埋める
落ち着く匂い･･･この匂い好きだな･･･。

優しくて心が落ち着く

「三ツ谷･･･」

三「ん？」

「キスしたら･･･私、女の子になると思う？」

三「どうだろうな、お前次第だろ」

「キス、してみる？」

三「！？いやそれは･･･あれだ、あのー･･･うん」

「･･･え、お前うざくね？殴っていい？」

三「落ち着け！？」

「お前がしたいとか、するとか言ってたくせに！？チキンか！？」

三「落ち着け！！」

「･･･はぁ、もういいや」

三「いや、しないとは言ってねぇよ！？」

「めんどくせぇなお前！！」

三「していいもんならしますけど！？雰囲気に流されてるだろ、お前！！」

「それは･･･あるわ」

三「おいコラ」