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「つっ・・・かれた」

戻るのに・・・1時間半くらいかかった・・・
迷子になるわ、うんこ踏むわ・・・大変だった。

ドアを開けて家に入れば三ツ谷の靴があった

「・・・ただいま」

八「!?大丈夫!?」

「疲れた、もう・・・歩けない」

柚「ほら、あんた探して頑張ってくれたんだから!」

三「引っ張るなって!」

「あーしんど・・・」

三「・・・昼間は悪かったァ」

「別に・・・」

柚「(2人して子供なんだから・・・)」

「そっちが話す気ないなら私は話さないし、別に関わんない」

柚「えっ・・・ちょっとAっ!?」

三「あぁそうかよ」

「実際・・・私は悪いなんて思ってないし、そんな態度で謝られても許してやろうなんて思わない」

三「・・・」

「三ツ谷がちゃんと謝るまで口聞かない」

三「お前のその態度・・・うざい」

八「ちょっタカちゃんっ!?」

大口叩いてら・・・さっきボコボコにされてたやつが・・・。
お互いに目を合わせることなく、話もしない。
つか私の家なのに・・・何時までいるつもりなのさ

柚「全く・・・」

三「マナ、ルナ・・・帰るぞ」

マ「うん、お姉ちゃん!バイバーイ!」

ル「また沢山遊んでね!」

「・・・おう」

バタンと出ていく3人。
出て行った瞬間に八戒からは心配そうな声、柚葉は深くため息をついていた。

柚「あんた達ねぇ・・・」

「言っとくけど・・・本当に今回は謝るつもりなんてないし、譲るつもりは無い」

柚「あっそ・・・」

「あんな態度で謝られて許すか!?」

柚「まあ無理ね」

「だべよ!?」

八「・・・だ、大丈夫なの?」

「・・・大丈夫じゃねぇよ、冬休み明けたら地獄だわ」

八「(墓穴ほってるし)」

だが今回ばかりは譲らない。
このまま関係が崩れるもよし・・・なんだ。

大丈夫。

いつだってひとりには慣れっこだ。
ひとりには・・・慣れてる

そう、私には他にも友達だっているしっ

柚「泣きそうな顔して・・・何言ってんだか」

「泣きそうじゃねぇ」

柚「強がってばっかりだと・・・三ツ谷に呆れられるわよ」

「関係ないし・・・」

柚「そっじゃあもうしーらない」

八「ちょっと!?」

柚「譲れない何かがあるのって大事・・・だけどね、それ以上に大事なのは人の気持ちだから。それだけは言っておくから、八戒行くわよ」

八「う、うん・・・」

「・・・人の気持ち・・・か」

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林檎よりの檸檬 - 夢主ちゃん面白くてこの小説読み始めました!これからも更新楽しみにしてます!! (2021年11月7日 23時) (レス) @page16 id: 2a754f4eb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年10月15日 19時

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