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八「んっ･･･」
眠っ･･･今何時だ･･･。
まだ6時過ぎか･･･あートイレ行きたい、水も飲みたい
ってかここどこだ･･･俺ん家じゃねぇし。
でも柚葉が隣で寝てる
あー･･･もしかしてタカちゃんちかな･･･。
寝ぼけながら感覚で部屋を出ておりていく
あれ、味噌汁の匂い･･･。
タカちゃんが作ってんのかな
ボヤボヤァっとキッチンに誰かがたっているのが見える
タカちゃんか･･･後ろから覗き込んで味噌汁の具材を見る
あれ、タカちゃんこんなに小さかったっけ･･･
「あ？あ、おはよ」
八「･･･」
「固まるな、何しに来たんだよ」
三「おーい、Aー･･･おっ八戒おはよ」
八「おはよ･･･」
「(解せぬ)」
Aさんとは目を合わせないですぐさまタカちゃんに駆け寄る
し、死ぬかと思った･･･殺されるかと思った。
「三ツ谷ー味見ー」
三「おー」
「どない」
三「いいんじゃね？あと何作るの」
「汁物つくったから･･･野菜炒めかな、今日は」
八「(なんか夫婦みたい･･･)」
「八戒は？野菜と魚どっちがいい」
八「･･･」
「･･･三ツ谷が聞けよ」
三「魚と野菜」
八「野菜」
「腹立つわ」
三「まあまあ･･･」
「女慣れして無さすぎじゃね！？」
三「奥手なんだよ」
「奥手って知ってるか？肉体的にも精神的にも成熟が遅いヤツのことを言うんだよ！
それ踏まえて奥手と言えるか！？あ！？」
三「うるさい」
「会話をさせろ！！」
三「いやだから」
「無視される身になれ？」
三「･･･すまん」
悪いとは思うけど･･･頭がフリーズしちゃうんだって
威嚇してくるAを見れば少し少年のように思えてくる
八「ふっ」
「！」
八「なんか男みたいだな」
「いいぞ！その意気だ！！」
三「珍しいな」
八「ん？いや、東卍のAいるじゃん？似てるなぁーってさ」
三「そうか？こいつの方が可愛いと思うけど･･･」
「(同一人物だわ、バカタレ)」
身長も髪の長さも同じくらいだと思うけど･･･
じっと見つめれば見つめ返される
あ、違うこの子ちゃんと女の子だ･･･。
三「そこまで･･･A、味噌汁吹きこぼれてる」
「えっまじ！？やばっ」
八「タカちゃん･･･」
三「お前も」
八「？」
三「好きにでもなったか？」
八「それは無い」
三「そうかよ」
八「･･･もってことはタカちゃん･･･！？」
三「悪ぃかよ！！」
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林檎よりの檸檬 - 夢主ちゃん面白くてこの小説読み始めました！これからも更新楽しみにしてます!! (2021年11月7日 23時) (
レス) @page16 id: 2a754f4eb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2021年10月15日 19時
