ソノキモチ×ハ×キット ページ10
イ「･･････」
キルは怪我をしてた
でもアレはまだ見れなかった･･･。
なにか条件でも必要なのかな。
部屋について俺はソファに腰をかける
条件が必要･･･なら、条件を見つけないとな。
「･･･」
イ「そういえばさ、さっき何を言おうとしたのさ」
「なんでもないです」
イ「あっそ」
そのままお互い何も言わなかった。
針を刺してすぐにでも聞きたいけど･･･。
そんなことして嫌われたら面倒だし、まだ好かれてる分。
利用しやすい。
イ「ん」
携帯に連絡が入ってるのに気づく。
あぁ、また仕事か･･･報酬の確認をして俺はソファをたつ。
「またトイレですか？」
イ「いや、仕事。」
武器も特に持たずに俺は服を着替えて外に出ようとする
Aはあまり興味を示さずに好きな本に目通りしていた
イ「多分だけど･･･寝てたら母さんは起こさないからさ、気まずいの嫌だったらそうして」
「ありがとうございます･･･怪我しないでくださいね」
イ「するわけないでしょ」
扉を閉めて飛行船がある場所へと行く
よく人の心配をする奴だな･･･。
モヤっとした気持ちを抱えながら、仕事の内容に目を通す。
怪我しないでください･･･か。
親にも心配されたことないからな
父さんは気を抜くなよって
母さんはお手本になるような仕事をしてねって
まあ長男だし･･･失敗は出来ないよな。
実際、失敗しないけどさ。
でも･･･心配されるのってこんな気持ちなんだ。
ちょっと変な感じ。
私はイルミさんが行ったことを扉越しで確認する。
さて･･･キルアのことが心配だけど、何よりもこの家から抜け出すってことが一番大変。
嫌だから逃げ出すとがそんなんじゃない。
元々キルアと話したらすぐにでもお兄ちゃんと合流するつもりだったから。
「さて･･･」
勝手に出て行くなよって言われてるような感じだったな
目がそう物語ってた･･･でも連絡手段なんてないし。
どうしたもんか。
するとコンコンと扉からノックがする
私は少し慌てたが、一応･･･皆さんとは顔を合わせたので怖がる必要も無い。
「はい」
？『シルバだ、入るぞ』
大きな巨体が部屋に入ってくる
すごい圧力･･･いや迫力かな、部屋に入ってきた途端なにか見えないものに押されるような感覚になる。
キョロキョロと部屋を見渡し、ベットの隅に座る私を見る。
シ「イルミは仕事に行ったのか」
「あっはい、先程出られました」
シ「そうか･･･」
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雛(プロフ) - 続きをお恵み下さいませ。 (2022年2月13日 3時) (
レス) @page30 id: 6c5f13dd95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきよ - 続き見たい (2021年12月16日 8時) (レス) @page26 id: 0f5c343916 (このIDを非表示/違反報告)
5iP3A2iN3FNYlNc(プロフ) - こういう小説をずっと探していました‥！！読んだ瞬間ハマっちゃって‥一気に読み進めました‥ ありがとうございます！ 応援しています。 (2021年7月10日 13時) (レス) id: 7f51b83dcc (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - すっごく好きです！！心情の些細な変化がわかりやすく、読みやすい、引き込まれるような文で、一気に読み進めちゃいました笑 更新楽しみにしています、体調などにはくれぐれもお気をつけて。無理のなさらないようにしてくださいね。頑張ってください！応援してます！ (2021年2月6日 1時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ | 作成日時：2021年1月11日 23時
