シショウ×ト×デシ ページ26
チラリと見られたあとでズシに目を向けていた
首を傾げたままでいると声をかけられる
ｳｨ「初めましてウィングです、まさかズシ以外に子供が来てるなんて思わなかったよ。君たちはなんでここに？」
キ「えーっとまあ強くなるためってのもあるけど、俺たち全然金なくてさ。小遣い稼ぎもかねてるんだ、なっ？」
「えっ？あ、うん･･･」
ゴ「キルアはここの経験者なんです！」
ｳｨ「そうか･･･ここまで来るくらいだからそれなりの腕なんだろうけど、くれぐれも相手と自分 相互の体を気遣うようにね」
「「オス！」」
ｳｨ「私は宿に戻るよ、ではまた機会があれば」
私達はお金を受け取るために受付に向かう
チケットを見せると封筒を1人ずつに渡す
みんな手のひらに広げると小銭が落ちてくる。
「みんな一緒ってことは最初はこれだけ？」
キ「あぁ、1階からは飛びでもこのくらいだ。次の階からは負けたらゼロ！50階なら5万くらい貰えるはずだぜ」
「へぇ」
キ「100階なら100万だったかな」
「口で言われてもなんか変な感じしかしないな･････」
ゴ「でも100万だよ！？」
キ「200階は知らないけど190階クラスは2億くらいかなー」
「なんか想像できないなぁ」
ズ「確かにそうっすけど･････」
キ「まっ余裕で行くだろ、あと今日俺たち無傷だから多分もう一試合させられると思うぜ」
待合室に行くと筋肉質の大人が多く
入ってきた私たちを見る、子供だからと鼻で笑う人もいればじっと見てくる人もいる。
キ「まっどうせ勝つし気楽に行こうぜ」
「大きい声でそれ言わない方がいいと思うけど」
キ「いいのいいの」
しばらく経ってからキルアの名前が呼ばれる
いつもの調子で席を立つとズシの名前も呼ばれた
ズシは複雑そうな顔をして、部屋を出ていく。
「･･･二人とも行っちゃったねー」
ゴ「どっちが勝つと思う？」
「やっぱりキルアでしょ」
ゴ「でもズシもすごいと思うけどなー！」
「経験で言ったらキルアじゃない？」
そんな他愛ない話をしているとお兄ちゃんと私が放送で呼ばれる、別々の会場だけど。
手を振って去り、エレベーターに乗り込む
盛り上がる会場に入り、リングに上がる
試合が始まると同時に蹴りあげ、試合終了。
ロビーに行き、お金を受け取りベンチで待つ。
1人って･･･こんなに寂しかったっけ
お金をカバンにしまい、足をパタパタと動かす。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 315人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雛(プロフ) - 続きをお恵み下さいませ。 (2022年2月13日 3時) (
レス) @page30 id: 6c5f13dd95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきよ - 続き見たい (2021年12月16日 8時) (レス) @page26 id: 0f5c343916 (このIDを非表示/違反報告)
5iP3A2iN3FNYlNc(プロフ) - こういう小説をずっと探していました‥！！読んだ瞬間ハマっちゃって‥一気に読み進めました‥ ありがとうございます！ 応援しています。 (2021年7月10日 13時) (レス) id: 7f51b83dcc (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - すっごく好きです！！心情の些細な変化がわかりやすく、読みやすい、引き込まれるような文で、一気に読み進めちゃいました笑 更新楽しみにしています、体調などにはくれぐれもお気をつけて。無理のなさらないようにしてくださいね。頑張ってください！応援してます！ (2021年2月6日 1時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルンバ | 作成日時：2021年1月11日 23時
