猫又監督の孫はネガティブ思考 ③【ハイキュー！！】 (ページ42)

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メニューを無事に考え終えて、何日かすぎ･･･。
ついに合宿の日になった。

今回の合宿先は梟谷学園。
木兎さんは赤点をいくつか取ったものの、補習後に来るらしい。

猛「合宿･･･勝つぞォ！！！」

孤「暑苦しい･･･」

福「どんな人いるかな」

猫「とりあえずわしは挨拶回りからしてくるから、みんな練習頑張れよぉ」

黒「はい！行くぞ、すぐにアップだ」

猛「ウオッシャアァァァァァ！！」

孤「(離れて歩こ･･･)」

「(珍しく一番乗りか･･･中に梟谷がいるくらい･･･かな)」

「「「よろしくお願いシアス！！」」」

体育館に入って挨拶を済ませ、コートを借りてアップをする。
やはり木兎さんはまだ来てないようで、いつもよりも静かに思える。

白「お疲れ〜」

「あ、お疲れ様です」

雀「ドリンク作りに行くなら一緒に行こ」

「あ、ぜひ」

他愛ない話をしてると森然高校のみんなが到着したようだった。
続々とみんな体育館に入っていく。

7月中旬くらいだろうか。
真夏の天気に少し気分が下がる

白「よしっ行こうか〜」

雀「暑すぎる･･･体育館に冷房つけて欲しい」

「ですね･･･」

白「敬語じゃなくていいよ～前から思ってたけど」

「え？あ、多分癖で･･･」

雀「そういえば音駒メンツにも敬語だよね」

「ですね･･･癖で」

？「早く治せよ、その癖」

「だっ！？」

白「あ、黒尾くんだ」

雀「盗み聞きとか感じ悪ーっ」

黒「違いますーたまたまトイレ行く途中ですー」

びっくりした･･･後ろから声かけられるとかなりビビる。
背が高いし、圧があるし、目付きが･･･あ、やば、これ以上言ったらアウトか。

黒「生川が来たらすぐ練習試合始まるから」

「あ、はい･･･」

雀「そうだ、ゼッケン配らなきゃ･･･」

白「私はタオル用意してくるねぇ～」

雀「お願い！じゃあまた後でね、A」

「あ、はい！」

ぽつんと二人きりになる。
2人だと楽しそうだなー･･･マネージャー増えないかな。
あ、山本くんの妹とか入ってくれたら嬉しいんだけど･･･。

黒「行かねぇの？」

「あ、すぐ行きます･･･」

黒「お前って人見知り？」

「えっあ、いや･･･まあ、はい」

黒「だからか･･･」

「な、なんでしょう」

黒「話す時とか返事の時に絶対あ、入って言ってるの自覚ある？」

「え？嘘･･･」

黒「まじ、それ言うやつってコミュ障か人見知りらしいぞ」

「(まじか)」