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朝食を作り終えて、朝練後の部員がぞろぞろとやってくる。
人並みに料理はできるが･･･如何せん量が多い。
流石に･･･きつい。
夜「朝飯ィ」
黒「さすがに魚はでないか･･･」
海「秋刀魚好きって前に言ってたもんな」
白「これで最後･･･私達もご飯食べよ〜」
「はい」
？「私も一緒にいい？」
「あ、はい･･･えっと」
大「森然のマネージャーの大滝真子です、よろしく」
雀「よろしく〜」
女子が多くなると心強い。
これで変に絡まれることも無くなる･･･。
静音オブ･ザ･平穏･･･。
ﾁｮｲﾁｮｲｯ
「なんれっ･･･なんれふか」
木「食い終わった！！トス！！」
「あ、はい･･･もう少し待っていただけると･･･」
木「わかったー！先に行ってる！！」
白「食後すぐ動いて平気？」
「まあ･･･多分」
雀「あんま無理して付き合わなくていいからね？」
「でも･･･楽しいのでいいかなって、ご馳走様」
雀「すごいなー、私なら無理･･･特に木兎なんて毎日付き合ってのに･･･」
宮「Aちゃんっていつもみんなと練習してるけど」
白「元バレー部なんだって」
宮「へぇ･･･バレー大好きなんだね！」
「お待たせしました」
木「おう！一人時間差やりたい！」
「えっでも大丈夫ですか？」
木「なんかコツある？」
「そうですね、助走は早めに入っていただいて･･･そしたらトスを合わせます、この間は高かったので」
木「そんなんでいいの？」
「あとは飛ぶと見せかけて一瞬止まって、ブロックと飛ぶタイミングをずらすだけです」
木「とりあえずやるか！！」
難しい説明より、この人は実践した方がいいんだろうな。
でもこの人はそういう小細工よりも、ただ強さを示すスパイクの方がいい気がする。
木「行くぞォ！！」
「はい」
きっとあの辺が最高打点だ。
でもきっとそれ以上飛べる。
ﾌﾜｯ
ｷｭｯｷｭｷｭｯ
木「！」
「あ」
ﾄｰﾝｯ
またボール通り過ぎた･･･。
なんでだろ、やっぱり一人時間差とか･･･そういう小細工なしの方がいいと思うだよな。
「木兎さっ」
木「あ、悪い」
ﾊﾞｺｰﾝｯ
たまたま投げられたボールが頭に当たる。
もう1回ってことだったのかな･･･まあいいや。
「木兎さん･･･一人時間差はなんのために？」
木「え？やってみたいから」
「･･･あの、木兎さんほど強ければ小細工なんかいらないと思うんですが」
木「そう？じゃあ辞める」
「(聞き分けがいいな･･･)」
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みず(プロフ) - 面白いです！応援してます！ (10月3日 18時) (
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2024年9月16日 16時
