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【 慎side 】



校長「今日から新しい仲間を迎え入れての学校になりますけど…」





全然終わる気配がしないのは俺だけかな?

いや、絶対隣のこいつも思ってんな

退屈で隣のAは何してんのかな〜

とか思って見てみると






めっちゃうとうとしてる笑

このままじゃ前に倒れちゃいそうな勢い




思わず「ふふっ、」と笑いがこぼれてしまうと、


Aが眠たげな目でこっちを見ていた



「眠いんでしょ?笑」と、小さな声で聞くと


「うん、とっても、、…」と、予想していた通りの回答


「やっぱり。最初、真剣に話聞いてたからおかしいと思ったんだよ」と、また小さな声で聞くと


「最初は頑張ってたの、、…」と、Aらしい答え




多分Aのことだから、

今日の放課後が楽しみで頑張ってみようと

思ったんだろうと勝手ながら考える




俺としゃべってる間もうとうとしてるから






「肩、貸そっか?笑」と尋ねると、



案の定、眠たそうな声で「うん、、…」と言って
こっちにもたれかかってきた






もうすっかり寝た様子のA



綺麗な茶髪

すべすべで真っ白な肌

大きな目

長いまつ毛

筋の通った鼻

ぽってりとした真っ赤な唇




改めてまじまじと見ると、

幼馴染みの俺からしても整っている顔をしているA




俺の友達がよく可愛いだの言ってるけど

あいつらはこいつの本性を知らねえから

そういうことが言えんだよな



だって本当は

負けず嫌いで、口うるさくて、女子っぽくなくて…って

言ってたらきりがない




けど、ちょっとくらい自信持ってもいいと思う

好きな人だって1度も聞いたことがない





Aにも好きな人くらいいるのかな…


って俺何考えてんだろ









.









校長「3年生は今年が高校生活最後の年になりますので…」






あれから、かれこれ10分以上話している校長先生だが、

きっともう少しで話が終わる








「おい、起きろ〜」と小さな声と体を揺さぶり、

Aを起こす



すると、「ん、、…ありがと…」と言いながらも

また寝ようとしている



「…って、おい。また寝る気かよ」と言い、

強く揺さぶっても起きないので、

ほっぺをつねった



するとさすがに「…んっ、いたっ…!」と言って

Aも目が覚めた様子





そして、


先生「え〜、これで入学式を終わりたいと思います。起立。」



と言う言葉とともに入学式が終了した

#寄り道→←.



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設定タグ:THERAMPAGE , 長谷川慎 , 川村壱馬、吉野北人   
作品ジャンル:恋愛
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ほくぶー(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (2019年7月3日 11時) (レス) id: c26ab928bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり(プロフ) - 続ききになります! (2018年9月26日 22時) (レス) id: d5f6d23844 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はぴ x他1人 | 作成日時:2018年7月30日 20時

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