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灯台元は暗い様で【ut】 ページ24

(鬱先生目線)


トン氏に言われた仕事を全て終える。
ココ最近真面目に仕事をするようになった。
それもこれもAちゃんのおかげやなぁ。なんて。思いながら可愛い彼女の部屋へと向かう。

「………っ。」

鬱「え……」

その可愛い彼女の部屋に入ろうとした時、彼女の泣き声が聞こえた。
大慌てで部屋に入ると、彼女は驚いたようにこちらを見る。
「どうした。何があった」と問いかけると彼女は涙を拭いて「なんでもありませんよ」と微笑んだ。

嘘や。
またそうやって自分の感情を隠す。
心配をかけたくない、とかそんな理由だということは分かっていても頼ってもらえないのは悔しくて。

鬱「言うて。Aちゃん。何かあったん?」

「なんでもないですから…ほんとに…。
そういえば仕事は終わったのですか?トントンさんが怒って「A」っ…!」

話をそらそうとする彼女を呼び捨てで呼ぶ。
彼女はビクッと肩を揺らした。
初めてだもんな。僕に呼び捨てで呼ばれるの。

鬱「……隠し事、せんといて。
それとも僕に話したくないん?僕だと頼りない?」

「違う……
でも、これは。私自身の問題だから。だからその…」

余程驚いたのか。テンパっているのか。
いつもの敬語口調はどこかに行ってしまっている。
これはこれでありやな。
なんて思うけど、こんな時じゃなくて日常生活でも敬語は外して欲しい。

鬱「僕はAちゃんの彼氏なんよ。
Aちゃんを助けられるのなら喜んで助ける。」

「鬱先生……。勝手だって、思われるかもしれない…。」

鬱「思わんよ。大丈夫やから。ゆっくり話してくれへん?」

頭を撫でて上げると少し緊張が和らいだようで、再び涙を流し始める。
涙を掬ってあげるとぽつりぽつりと話し始めた。


彼女自身気がついていたらしい。
恥ずかしくなったりした時必死に自分を隠そうとしていること。
そして隠そうとしている時の態度がよそよそしいのではないのか。
冷たいのではないか、と懸念していらしい。

僕に嫌われるのではないか、と。



いじらしい。こんな可愛い事で悩んでくれる事が嬉しくてたまらない。
堪らず抱きしめると困惑したように身じろぎされる。

僕は逃がさないようにさらにきつく抱きしめる。

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すみれいん(プロフ) - 雨々さん» いえいえいえいえ!!お返事なんて忘れても大丈夫ですよ!私も遅れてしまいましたし…すいません!でも、みれてよかったです!ニヤニヤしてます! (6月9日 13時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
雨々(プロフ) - すみれいんさん» すみれいん様!!返信し忘れておりました…。申し訳ございません…。おお!そうですか!!良かったです( ´ω` ) (6月4日 21時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - お久しぶりです!設定をいじったらもーそーばこ。が見れるようになりました!!ご心配をおかけしてすいません!!! (6月4日 21時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 雨々さん» 一回サイトを消して見てみたのですがもーそーばこ。という短編集見当たらないです…… (4月25日 23時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
雨々(プロフ) - すみれいんさん» あれ…?「もーそーばこ。」という短編集は見つかってますか? (4月25日 22時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夕凪 | 作成日時:2019年4月10日 21時

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