Ep.48 ページ50
戻ってきたトントンさんが事情を全て話してくれた。
どうやらグルさんから全て聞いていたようだ。
確かに…ゾム様には内緒でとは言ったけど…。
ゾ「A。解毒剤打ったるから、貸せや」
私は解毒剤を取り出す。
ロボロは興味津々に私の手の中のものを見た。
ロ「ようやった!!これがあればAは助かる!」
シャ「待てや!ゾムの分はどないするん!」
ゾ「俺はええ。こいつが先や。」
ロ「くられ先生が解毒剤を作成しているはずやから…戻ったらペ神とくられ先生がなんとかしてくれるはずや。」
私は手元の注射器を握りしめる。
怪しく揺らぐ緑の液体。
「ごめんなさい、ゾム様」
ゾ「ええんや。気にすんな。」
プシュッという音と共に緑の液体は体に入っていく。
じわりじわりと…
やがてカラン…と音を立て注射器が落ちた。
ゾ「………は?」
ドサリ…
ロ「え…」
シャ「嘘やろ…」
ゾ「っ…A!!おま!!何しとん!!
おい!!A!!」
そう。
解毒薬を打たれたゾム様。
それでよかった。
ゾム様が助かるならそれで…。
薄れていく意識の中。私の視界は何故か翡翠色に包まれた。
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雨々(プロフ) - 桜猫さん» なんと実はここで50話なんです (2019年5月10日 19時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - あ"あ"ーー!!夢主ちゃぁぁぁん!! (2019年5月10日 17時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
雨々(プロフ) - 桜猫さん» わぁ!!いつも見てくれてありがとう!! (2019年5月7日 20時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 眼福だぁ~!♪ヽ(´▽`)/ (2019年5月7日 20時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
雨々(プロフ) - 桜猫さん» いぇいいぇい! (2019年5月4日 10時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夕凪 | 作成日時:2019年4月14日 2時