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2話 ページ3

『(ここで逃げたら厄介なことになりそう......仕方ない、出るか)』

諦めて木の影からゆっくり出て、2人の少年の前に姿を現す


「おー!これはまた綺麗なおなごぞ!な!"マダラ"!」

マダ「テメェ"柱間"ァ!!俺の名前口に出すんじゃねぇ!!敵かもしれねぇだろーが!」

柱間「そーいうお主だって、俺の名前言ったぞ」←

マダ「あっ」←

『......(なにこいつら、馬鹿?馬鹿なの???)』←


『えーっと......私、君たちの敵ではないんだけど......?』

『川の音がして、たまたま通りかかっただけなんだけど......(これは嘘くさいか......?)』

マダ「なんだ。敵じゃねぇのか」←

柱間「見た感じ、お主も俺たちと同い年くらいぞ!」←

『(馬鹿でよかった)』


柱間「して、お主の名はなんという?」

『五条 楓だよ』

マダ「おまっ.....そんな簡単に自分の姓を言っていいのかよ」

『別にいいよ〜、忍の家系じゃないし』

マダ「ならいいけど......」


『で?次は君らの番だよま、なんとなく分かるけどさ』

柱間「名は柱間!俺は、姓は訳あって言えんぞ!」

マダ「俺はマダラ。姓は言えねぇ」

『(まぁそりゃそーだ。見ず知らずの相手に姓を口にしないのが忍の掟だからな)』←見ず知らずの相手に姓を言った人


マダ「お前も忍なのか?」

『ん?そだよ〜♪』

マダ「じゃあ姓言っちゃダメじゃねぇか!!」

『あ...........σ(´>؂∂`)✩テヘッ』←

マダ「(うぜぇぇ!!)」←


柱間「あ!すまんが俺は帰るぞ!」

マダ「じゃあ俺も」

柱間「じゃあまたな!マダラ!楓!」

『はいは〜い。またね〜』



――楓は川にて柱間とマダラに出会い、初めて"友達"ができた―――

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作者名:Mirai | 作成日時:2021年2月13日 23時

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